海外FXドル円スプレッド比較｜XMとFXGTはどちらがおすすめ？

ドル円（USD/JPY）は、海外FXにおいても最も取引される通貨ペアの一つです。

日本人トレーダーにとって馴染み深く、経済ニュースでも頻繁に取り上げられるため、情報収集がしやすいメリットがあります。

また、取引量が多いことから値動きが安定しており、テクニカル分析が機能しやすいといった特徴もあります。

本記事では、日本人トレーダーに人気の高いXMとFXGTのドル円スプレッド比較を中心に国内FXとの違い・おすすめの取引口座・注意点まで詳しく解説します。

結論、ボーナスを活用して資金効率を高めたいならXM、スプレッドコストを最優先するならFXGTが最適です。

海外FXでドル円を取引するメリット・デメリット

海外FXでドル円を取引する際には、国内FXにはない多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。

ここではXMとFXGTでドル円取引を行う際の特徴を、メリットとデメリットに分けて解説します。

少額＋ハイレバレッジ取引が可能

海外FXの最大のメリットは、高レバレッジにより少額の証拠金でドル円取引が可能になる点です。

業者	レバレッジ	1ロット取引の必要証拠金	0.1ロット取引の必要証拠金
国内FX	25倍	約60,000円	約6,000円
XM	1000倍	約1,500円	約150円
FXGT	1000倍	約1,500円	約150円

XMとFXGTでは、わずか150円程度の証拠金で0.1ロット（1万通貨）のドル円を取引できます。

同じ5万円でも、海外FXなら約6〜10倍のポジションを持てるため、資金効率が圧倒的に高くなります。

ハイレバレッジのメリット

ただし、高レバレッジはリスクも大きくなるため、適切なロット管理とストップロスの設定が必須です。

レバレッジが高いほど、わずかな逆行でもロスカットされやすくなるため、資金管理の徹底が成功の鍵となります。

ゼロカットで追証なし

XMとFXGTはともにゼロカットシステムを採用しており、相場の急変動で口座残高がマイナスになった場合でも、そのマイナス分は業者が負担します。

ゼロカットの重要性

2019年1月3日の「フラッシュクラッシュ」では、ドル円が数分で108円から104円まで約4円（400pips）急落しました。この時、多くの国内FXトレーダーが追証を抱えることになりました。

ゼロカットのメリット

この安全装置により、少額資金でも安心してドル円取引にチャレンジできます。

特にサラリーマンなど、24時間相場を監視できないトレーダーにとって、ゼロカットは大きな安心材料です。

いずれの場合も、両業者は約束通りゼロカットを実行し、トレーダーに追証を請求することはありませんでした。

国内FXに比べスプレッドは広め

海外FXでドル円を取引するデメリットとして、国内FXと比較するとスプレッドがやや広めに設定されていることが挙げられます。

業者タイプ	平均スプレッド
国内FX大手	0.2〜0.3 pips
XM KIWAMI極口座	0.6 pips
FXGT ECN口座	0.7 pips（手数料込）
XM スタンダード口座	1.6 pips
FXGT スタンダード+口座	1.0 pips

国内FXでは0.2〜0.3 pips程度のスプレッドが一般的ですが、XMやFXGTでは0.6〜1.6 pipsとやや広めです。

スキャルピングのように取引回数が多い場合、スプレッド差が月間で数万円以上になることもあります。

しかし、トータルでは海外FXが有利なケースもあり、スプレッド差によるコスト増よりも、以下のメリットの方が大きい場合があります。

初心者や少額資金のトレーダーにとっては、スプレッドコストよりもボーナスとレバレッジのメリットが大きいため、トータルでは海外FXの方が有利になります。

XM・FXGTなら日本語サポートも安心

XMとFXGTは、どちらも充実した日本語サポートを提供しており、海外業者でありながら国内業者と同等の安心感があります。

両社とも日本人スタッフまたは日本語が堪能なスタッフが対応しており、迅速にサポートしてもらえます

特にXMは15年以上の運営実績があり、日本人トレーダーの利用者が非常に多いため、インターネット上に情報が豊富にあります。

困ったときに解決策を見つけやすい点も大きなメリットです。

XMとFXGTのドル円スプレッド比較

ドル円取引において最も重要な要素の一つがスプレッドです。

スプレッドは取引コストに直結するため、特に短期売買を行うトレーダーにとっては業者選びの決定的な基準となります。

ここではXMとFXGTの各口座タイプにおけるドル円スプレッドを詳細に比較します。

XM（KIWAMI極口座・スタンダード口座）

XMでは複数の口座タイプを提供していますが、ドル円取引で特に人気なのがKIWAMI極口座とスタンダード口座です。

KIWAMI極口座は2022年に新設された口座タイプで、低スプレッドとボーナス対応を両立させた画期的な仕様となっています。

取引条件	KIWAMI極口座	スタンダード口座
平均スプレッド	0.6pips	1.6pips
取引手数料	無料	無料
最大レバレッジ	1,000倍	1,000倍
スワップフリー	あり	なし
ボーナス	口座開設ボーナス	口座開設ボーナス 入金ボーナス XMPポイント

KIWAMI極口座は取引手数料が無料でありながら、スプレッドが0.6pipsと狭く設定されているため、コストを抑えつつボーナスも活用したいトレーダーに最適です。

一方、スタンダード口座は口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、すべてのキャンペーンが対象となるため、ボーナスを最大限活用したい方に向いています。

FXGT（プロ口座・スタンダード口座）

FXGTも複数の口座タイプを提供しており、それぞれ異なる特徴を持っています。

特にプロ口座は業界最狭水準のスプレッドを誇り、短期売買を行うトレーダーから高い評価を得ています。

取引条件	プロ口座	スタンダード口座
平均スプレッド	0.8pips	1.8pips
取引手数料	無料	無料
最大レバレッジ	1,000倍	2,000倍
スワップフリー	あり	なし
ボーナス	なし	口座開設ボーナス 入金ボーナス キャッシュバック

スタンダード口座は1.8pipsと他社のスタンダード口座に比べるとやや広めのスプレッドとなっています。

プロ口座は0.8pipsと最も実質コストが低いですが、ボーナスキャンペーンの対象外となるため、自己資金のみで取引を行う上級者向けの口座タイプです。

実質コスト比較（スプレッド＋取引手数料）

XMとFXGTの主要口座タイプにおける実質コストを一覧で比較すると、以下のようになります。

取引条件	XM KIWAMI極口座	XM スタンダード口座	FXGT プロ口座	FXGT スタンダード口座
平均スプレッド	0.6pips	1.6pips	0.8pips	1.8pips
取引手数料	無料	無料	無料	無料
最大レバレッジ	1,000倍	1,000倍	1,000倍	2,000倍
スワップフリー	あり	なし	あり	あり
ボーナス	口座開設ボーナス	口座開設ボーナス 入金ボーナス XMPポイント	なし	口座開設ボーナス 入金ボーナス キャッシュバック

実質コストで最も有利なのはXMのKIWAMI極口座（0.6pips）で、次いでFXGTのプロ口座（0.8pips）となっています。

スタンダード口座同士で比較すると、XMの方が0.2pips狭く、取引コストを重視する場合はXMの方が優位性があります。

ただし、FXGTのスタンダード口座は最大レバレッジ2,000倍で取引可能なため、少額資金からでも効率的にトレードを行いたい方には魅力的な選択肢となります。

ドル円スキャルピングに強いのはどっち？

ドル円のスキャルピング取引では、わずかなスプレッドの差が収益に大きく影響するため、実質コストの低さが最も重要になります。

2025年10月時点で、XMとFXGTのプロ向け口座では、XMのKIWAMI極口座がスキャルピングに最適です。

取引条件	XM KIWAMI極口座	FXGT プロ口座
平均スプレッド	0.6pips	0.8pips
取引手数料	無料	無料
最大レバレッジ	1,000倍	1,000倍
スワップフリー	あり	あり
ボーナス	口座開設ボーナス	なし

平均スプレッドを比較してもXMのKIWAMI極口座の方が0.2pips低いスプレッドを提示しています。

また、どちらも最大レバレッジは1,000倍で、XMの方が口座開設ボーナス（15,000円）を受け取れるため、現時点ではXMのKIWAMI極口座一択です。

国内FXと海外FXのドル円スプレッド比較

海外FX業者と国内FX業者でドル円のスプレッドを比較したのが下記の表です。

業者	USD/JPY （ドル円）	最大レバレッジ	ゼロカット
国内FX業者	0.2pips前後	25倍	なし （追証あり）
XM KIWAMI極口座	0.6pips	1,000倍	あり （追証なし）
FXGT プロ口座	0.8pips	1,000倍	あり （追証なし）

国内FX業者の多くは、ドル円スプレッドを0.2pips前後で提供しており、XMやFXGTと比べると明らかに狭い水準です。

しかし、国内FX業者は最大レバレッジが25倍に制限されているため、少額資金で大きなポジションを持つことはできません。

また、ゼロカットシステムがないため、相場急変時には追証が発生するリスクがあります。

一方、XMやFXGTなどの海外FX業者は、スプレッドがやや広い代わりに最大1,000倍のハイレバレッジとゼロカットで差別化されています。

少額資金から効率的に取引を始めたい方や、追証リスクを避けたい方にとっては、スプレッドの広さ以上にメリットがあると言えます。

特にボーナスキャンペーンを活用すれば、実質的な取引コストを大幅に削減できるため、総合的なコストパフォーマンスでは海外FXの方が有利になるケースも少なくありません。

よくある質問

XMとFXGTのドル円スプレッド比較に関するよくある質問を紹介します。

ドル円スプレッドが一番狭い海外FX業者は？

XMとFXGTの中では、FXGTのプロ口座が実質コスト0.5pipsで最も狭くなっています。

ただし、プロ口座はボーナスキャンペーンの対象外となるため、自己資金が十分にある中級者以上のトレーダー向けの口座タイプです。

ボーナスも活用しながらコストを抑えたい場合は、XMのKIWAMI極口座（0.6pips）またはFXGTのECN口座（0.7pips）がおすすめです。

XMとFXGTはどちらが初心者におすすめ？

海外FX初心者には、XMのスタンダード口座がおすすめです。

口座開設ボーナス15,000円を活用すれば入金不要でリアル取引が体験でき、日本語サポートも充実しているため、トラブル時にも安心して対応してもらえます。

また、XMは日本市場での運営実績が長く、教育コンテンツも豊富に用意されているため、初心者が海外FXの仕組みを学ぶのに最適な環境が整っています。

スキャルピングはXMでもできる？

はい、XMではスキャルピング取引が認められており、特に制限はありません。

KIWAMI極口座は実質コスト0.6pipsと狭く、取引手数料も無料なため、スキャルピングにも十分対応できます。

ただし、より徹底的にコストを抑えたい場合は、FXGTのECN口座やプロ口座の方がわずかに有利です。

入出金で不便がないのはどっち？

入出金の利便性では、FXGTの方がやや優位です。

FXGTは仮想通貨での入出金に対応しており、ビットコインやUSDTを利用すれば最短即日で出金が完了するケースもあります。

一方、XMは銀行送金が主な出金方法となるため、着金までに2〜5営業日程度かかります。

ただし、どちらも出金拒否などのトラブル報告は少なく、信頼性の高い業者といえます。

まとめ｜ドル円ならXMとFXGTで取引スタイルに合わせて選ぼう

XMとFXGTのドル円スプレッドを比較した結果、それぞれ異なる強みがあることが分かりました。

最終的には、自分のトレードスタイルや重視するポイントに合わせて選ぶのが最も重要です。

比較項目	XM	FXGT
最狭実質コスト	0.6pips（KIWAMI極）	0.8pips（プロ口座）
ボーナス充実度	★★★★★	★★★☆☆
初心者向け	★★★★★	★★★☆☆
スキャルピング向け	★★★★☆	★★★★★
日本語サポート	平日8時〜22時	24時間365日

XMはボーナスで資金を増やしつつ取引できるのが最大の魅力で、口座開設ボーナス15,000円や入金ボーナスを活用すれば、実質的な取引コストを大幅に削減できます。

特に初心者や少額資金から始めたいトレーダーにとって、XMの充実したボーナスキャンペーンは大きなメリットです。

FXGTは狭スプレッド＋プロ口座で短期取引に最適な環境が整っており、スキャルピングやデイトレードをメインに行うトレーダーから高い評価を得ています。

プロ口座なら実質コスト0.８pipsと業界最狭水準のコストで取引可能です。

自分のトレードスタイルに合わせて選ぶのが最も重要で、ボーナス重視ならXM、コスト重視ならFXGTを選択するのがおすすめです。

また、両方の業者で口座を開設し、状況に応じて使い分けるのも効果的な戦略といえます。