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XMの確定申告が必要な理由とは?
海外FX業者であるXMでの取引利益も、国内の税法において申告が必要な所得として扱われます。多くのトレーダーが見落としがちですが、海外業者だからといって確定申告の義務が免除されるわけではありません。
XMでのFX取引と税金の関係
XMなどの海外FX業者での取引で得た利益は「雑所得」として課税対象となります。給与所得者であっても、年間20万円を超える雑所得がある場合は確定申告が必要です。FX取引の損益は、取引期間が1月1日から12月31日までの暦年で計算されます。
項目 | 内容 |
---|---|
課税区分 | 雑所得 |
申告義務の基準 | 年間20万円超の利益 |
計算期間 | 1月1日~12月31日 |
税率 | 総合課税(所得税+住民税) |
XMでは年間取引報告書は自動発行されないため、自分で取引履歴をダウンロードして計算する必要があります。国内FX業者と異なり、確定申告用の書類が自動で準備されない点に注意が必要です。
確定申告が必要なケース
次のいずれかに該当する場合、XMでの取引について確定申告が必要となります。
- FX取引による年間の利益が20万円を超える場合
- 給与収入が2,000万円を超える人の場合は、FX取引による利益が1円でもあれば申告が必要
- 複数の収入源があり、FX以外の所得と合算して申告する場合
- 損失を翌年以降に繰り越したい場合(損失申告)
特に注意すべきは、XMを含む複数の口座を持っている場合は、すべての口座の損益を合算して判断する必要がある点です。一つの口座での利益が20万円以下でも、合算して20万円を超えれば申告義務が生じます。
申告しないリスクとデメリット
確定申告を怠ると、様々なリスクとデメリットが発生します。
リスク・デメリット | 内容 |
---|---|
無申告加算税 | 本来納めるべき税額の15%(悪質な場合は20%) |
延滞税 | 納付期限の翌日から納付日までの期間に応じた利息 |
重加算税 | 故意の隠蔽や仮装があった場合は35%~40% |
信用問題 | ローンや住宅購入時の審査に影響 |
損失繰越の権利喪失 | 申告しないと損失を翌年以降に繰り越せない |
国税庁は国際的な銀行間取引情報を把握できるシステムを導入しており、海外送金の監視も強化されています。「海外だから見つからない」という考えは危険です。適正に申告を行い、安心してトレードに集中できる環境を整えましょう。
XMの利益と税金の計算方法
XMでの取引利益に対する税金計算は、国内FX業者と基本的な仕組みは同じですが、自分で計算する必要があるため正確な理解が重要です。適切な利益計算と税額把握により、納税額の見通しを立てながらトレードできるようになります。
税率や税金の仕組み
FX取引の利益は「雑所得」として総合課税の対象となります。所得税(国税)と住民税(地方税)の合計が課税されます。
区分 | 税率 | 備考 |
---|---|---|
所得税 | 5%~45% | 所得金額により段階的に上昇 |
復興特別所得税 | 所得税額の2.1% | 2037年まで適用 |
住民税 | 一律10% | 地域により若干の差異あり |
所得税率は、給与所得や他の所得と合算した課税所得金額によって決まります。課税所得金額ごとの税率は以下の通りです。
課税所得金額 | 所得税率 |
---|---|
195万円以下 | 5% |
195万円超~330万円以下 | 10% |
330万円超~695万円以下 | 20% |
695万円超~900万円以下 | 23% |
900万円超~1,800万円以下 | 33% |
1,800万円超~4,000万円以下 | 40% |
4,000万円超 | 45% |
年間の利益の計算方法
XMでの年間利益は「総収入金額-必要経費」で計算します。FX取引の場合、次の要素が計算に含まれます。
- 決済益(売買による利益)
- スワップポイント収益
- キャッシュバックやボーナス(出金可能になった時点で収入計上)
収入要素 | 計算における取り扱い |
---|---|
決済益 | 売却価格-取得価格 |
スワップポイント | 受取額の合計 |
キャッシュバック | 出金可能になった時点で収入計上 |
未実現利益 | 計上しない(決済時に初めて計上) |
XMの取引履歴は以下の手順で取得できます:
- マイXMにログイン
- 「レポート」セクションを選択
- 「取引履歴」から該当期間を選択
- CSVまたはExcel形式でダウンロード
必要経費としては、FX取引に直接関係する費用が認められます:
必要経費の例 | 備考 |
---|---|
インターネット接続料 | FX取引に使用する割合のみ |
取引ツール・情報サービス料 | FX取引専用のもの |
セミナー参加費 | FX取引に関するもの |
PC・スマホ代 | 業務使用割合で按分 |
書籍代 | 投資関連書籍 |
損益通算の考え方
FX取引では損益通算が認められており、これを理解することで税金対策が可能になります。
損益通算のポイント:
- 異なるFX口座間での損益通算が可能
- 他の雑所得(副業収入など)との損益通算が可能
- 給与所得や株式取引など他の所得区分との損益通算は不可
- 損失が発生した年に確定申告をすれば、3年間の損失繰越が可能
通算可能な組み合わせ | 通算不可能な組み合わせ |
---|---|
XMと他のFX業者の損益 | FX損失と給与所得 |
FX損益と他の雑所得 | FX損失と株式譲渡益 |
当年のFX損失と翌年以降のFX利益(繰越申告時) | FX損失と不動産所得 |
損失の繰越控除を活用するには、損失が発生した年に必ず確定申告を行い、その後も連続して申告する必要があります。申告を怠ると繰越の権利が失われるため注意が必要です。
XMなど複数の口座を持っている場合は、全ての口座の損益を合算して計算します。一部の口座だけを選んで申告することはできず、すべての取引を正確に申告する義務があります。
確定申告書の作成手順
XMでの取引に関する確定申告書の作成は、準備から提出まで段階的に進めることが重要です。正確な書類作成と適切な提出により、余計な問い合わせや修正手続きを避けることができます。ここでは具体的な手順を解説します。
必要書類とその取り揃え
XMでのFX取引の確定申告には、以下の書類が必要です。事前に準備しておくことで、スムーズな申告手続きが可能になります。
必要書類 | 入手方法 | 備考 |
---|---|---|
取引履歴データ | XM会員ページからダウンロード | 1月1日~12月31日の期間指定 |
損益計算書 | 自分で作成 | Excelなどで集計 |
確定申告書A(または確定申告書B) | 国税庁ホームページから入手 | 給与所得者はA、その他はB |
第二表 | 国税庁ホームページから入手 | 基本情報記入用 |
源泉徴収票 | 勤務先から受け取り | 給与所得者のみ必要 |
マイナンバーカードまたは通知カード | – | 本人確認書類も必要 |
XMからの取引履歴は以下の手順で取得します:
- XM会員ページにログイン
- 「レポート」→「取引履歴」を選択
- 期間を「1月1日~12月31日」に設定
- 「Excel形式でダウンロード」をクリック
取得したデータを基に、年間の損益計算書を作成します。この際、以下の点に注意しましょう。
- 決済した取引のみを対象とする(未決済ポジションは含めない)
- スワップポイントも収入として加算する
- 出金可能になったボーナスも収入に含める
- 必要経費がある場合は項目ごとに集計する
申告書の記入方法
確定申告書の記入は、以下の手順で進めます。
記入項目 | 記入内容 | 注意点 |
---|---|---|
住所・氏名・マイナンバー | 本人情報 | 記載漏れがないよう確認 |
所得の種類 | 「雑 FX取引」と記入 | 明確に取引種類を記載 |
収入金額 | 年間の総収入額 | 利益と損失を相殺する前の金額 |
必要経費 | FX取引に関連する経費 | 証拠書類を保管しておく |
所得金額 | 収入金額-必要経費 | 他の雑所得がある場合は合算 |
所得から差し引かれる金額 | 控除額 | 生命保険料や医療費など |
税額計算 | 自動計算または税額表参照 | 復興特別所得税(2.1%)も忘れずに |
給与所得者の場合は、「給与」欄にも源泉徴収票の情報を転記します。XMでの取引が赤字の場合でも、損失を翌年に繰り越すためには申告が必要です。その場合は雑所得の欄に赤字金額を記入します(金額の前に△または▲をつける)。
e-Taxでの提出手続き
電子申告(e-Tax)を利用すると、税務署に行かずに自宅からインターネットで申告できます。手続きは次の通りです。
手順 | 内容 | 必要なもの |
---|---|---|
1. 利用者登録 | マイナンバーカードの発行 | 顔写真付き身分証明書 |
2. ICカードリーダーまたはスマホの準備 | マイナンバーカード読取用 | ICカードリーダーまたはNFC対応スマホ |
3. e-Tax用のソフトをダウンロード | 「確定申告書等作成コーナー」利用 | インターネット接続環境 |
4. 申告情報の入力 | 画面の指示に従い情報入力 | 各種控除証明書や取引履歴 |
5. 電子署名と送信 | マイナンバーカードで署名し送信 | 暗証番号 |
6. 受信通知の確認・保存 | 送信完了後に表示される確認番号 | – |
e-Taxのメリット:
- 24時間申告可能(確定申告期間中)
- 添付書類の提出省略が可能
- 還付金の処理が書面申告より早い
- 5年間の申告データが保存される
書面で提出する場合は、記入した確定申告書と添付書類を揃えて、最寄りの税務署に持参するか郵送します。郵送の場合は、控えに収入印を押してもらうために、返信用封筒(切手貼付)を同封するのを忘れないようにしましょう。
スマートフォンからもe-Taxでの申告が可能になりました。マイナポータルアプリをインストールし、マイナンバーカードの読み取り機能を使って申告できます。初めての方でも画面の指示に従えば迷わず操作できるようになっています。
XM取引の損失と控除の活用
FX取引では利益だけでなく損失も発生するものです。しかし、適切に申告すれば損失を有効活用できる制度があります。XMでの取引損失を税制上うまく活用することで、将来の税負担を軽減することが可能です。
損失の申告と繰越
FX取引での損失は、適切に申告することで最大3年間繰り越して、将来の利益と相殺することができます。この制度を活用するには、損失が発生した年に確定申告を行うことが絶対条件です。
損失繰越の要件 | 内容 |
---|---|
申告期限 | 損失発生年の翌年2月16日~3月15日まで |
必要書類 | 確定申告書A(またはB)+損失申告の計算書 |
継続要件 | 損失申告後、毎年途切れなく確定申告を行う |
繰越期間 | 最大3年間 |
控除対象 | 翌年度以降のFX取引や他の雑所得の利益 |
例えば、2024年に100万円の損失が出た場合、2025年の確定申告で損失申告をすれば、2025年~2027年の3年間で得たFX利益から最大100万円まで控除できます。
具体的な繰越損失の活用例:
年度 | FX損益 | 繰越控除 | 課税対象額 |
---|---|---|---|
2024年 | -100万円 | なし | 0円(損失申告) |
2025年 | +30万円 | -30万円 | 0円 |
2026年 | +50万円 | -50万円 | 0円 |
2027年 | +40万円 | -20万円 | 20万円 |
2028年 | +60万円 | なし | 60万円 |
この例では、100万円の損失のうち、2025年に30万円、2026年に50万円、2027年に20万円を控除し、3年間で合計100万円の課税所得を削減できています。
損失申告の際は、「雑所得」欄に損失額を△(マイナス)記号付きで記入し、「損失申告」であることを明記します。損失の繰越を忘れると、税制上のメリットを失うため、計画的な申告が大切です。
必要経費の計上方法
FX取引で発生する様々な費用は、適切に計上することで課税所得を減らし、税負担を軽減できます。XMでの取引に関連する経費を正確に把握しておきましょう。
計上可能な経費 | 具体例 | 按分の考え方 |
---|---|---|
通信費 | インターネット回線料金 | FX取引に使用する割合を計算 |
設備費 | PC、モニター、スマートフォン | 事業使用割合で按分 |
ソフトウェア費 | チャートツール、分析ソフト | FX専用なら全額計上可 |
情報料 | 有料情報サービス、経済誌購読料 | 投資目的なら全額計上可 |
教育費 | セミナー参加費、書籍代 | FX関連なら全額計上可 |
事務用品費 | 文房具、プリンター消耗品 | FX業務で使用する割合 |
水道光熱費 | 電気代など | 自宅の一部をFX作業場として使用する場合は按分 |
経費計上の際の注意点:
- 按分の根拠を明確にしておく(使用時間や面積割合などの記録)
- 領収書や請求書などの証拠書類を最低5年間保管する
- 過大な経費計上は税務調査の対象になる可能性がある
- プライベートとの区分を明確にする
例えば、自宅の一室をFX取引専用スペースとして使用している場合、部屋の面積比率に応じて家賃や光熱費を経費計上できます。100㎡の住居で10㎡をFX作業に使用しているなら、家賃の10%を経費として計上できる可能性があります。
節税対策とそのメリット
FX取引での適切な節税対策は、合法的に税負担を軽減し、投資効率を高めることにつながります。XMでの取引で活用できる節税戦略をいくつか紹介します。
節税対策 | 内容 | メリット |
---|---|---|
損益計算のタイミング調整 | 年末に含み損を抱えている場合、決済して損失確定 | 他の所得と相殺できる |
複数年度での損益分散 | 大きな利益が出そうな場合、年をまたいで決済 | 累進課税による税率上昇を抑制 |
経費の適切な計上 | FX取引に関連する費用を漏れなく計上 | 課税所得の圧縮 |
青色申告の活用 | 事業的規模の場合、青色申告を選択 | 特別控除(最大65万円)の適用 |
特定口座の併用 | 株式投資は特定口座(源泉徴収あり)を使い、申告事務を簡素化 | 事務負担の軽減 |
節税対策の実践例:
年間のFX利益が見込みより大きくなりそうな場合、12月に一部のポジションを決済せず、翌年1月に持ち越すことで、2年に分けて課税されるため、累進課税による高税率の適用を避けられる可能性があります。
また、FX取引が事業的規模(副業ではなく主たる所得源など)と認められる場合は、青色申告を選択することで、最大65万円の特別控除が受けられます。青色申告には複式簿記による記帳など条件がありますが、税負担軽減のメリットは大きいでしょう。
節税と脱税は全く異なります。法律の範囲内で税負担を軽減するのが節税であり、不正な申告や隠蔽は脱税となり罰則の対象です。XMなど海外業者での取引も必ず申告し、適正な納税を行うことが重要です。
XMでの複数口座の確定申告方法
多くのFXトレーダーは、リスク分散や取引戦略の使い分けのために複数の口座を持っています。XMでの複数口座に加え、他のFX業者との併用も一般的です。複数口座がある場合の確定申告は、単一口座よりも手続きが複雑になりますが、正確な方法を理解すれば難しくありません。
複数口座の利益合算の必要性
税法上、FX取引の利益計算においては、すべての口座の損益を合算して申告する必要があります。一部の口座だけを選択的に申告することは認められていません。
合算が必要なケース | 申告上の取り扱い |
---|---|
XM内の複数口座(MT4/MT5) | すべての口座の損益を合算 |
XMと他社FX業者の口座 | 国内・海外問わずすべての口座を合算 |
異なる名義の口座(家族名義など) | 名義人ごとに分けて申告(家族の口座利益を自分の申告に含めない) |
暗号資産(仮想通貨)取引との合算 | 別々に計算(所得区分が異なるため) |
合算の具体的な方法:
- すべての口座の年間取引履歴を取得する
- 口座ごとに年間損益を計算する
- すべての口座の損益を一つの表にまとめる
- プラスとマイナスを相殺した最終的な年間損益を算出する
- 確定申告書の「雑所得」欄に合算した金額を記入する
例えば、以下のような場合の合算例を示します:
口座 | 年間損益 |
---|---|
XM口座A(MT4) | +50万円 |
XM口座B(MT5) | -20万円 |
国内FX業者 | +30万円 |
海外FX業者(XM以外) | -10万円 |
合計 | +50万円 |
この場合、確定申告書の雑所得欄には「50万円」と記入します。個別の口座ごとの内訳を示す必要はありませんが、税務調査に備えて計算の根拠資料は保管しておきましょう。
書類の作成と提出票の確認
複数口座の確定申告書類を作成する際のポイントを説明します。
作成書類 | 記載方法 | 添付書類 |
---|---|---|
確定申告書A(またはB) | 合算した損益を「雑所得」欄に記入 | 各口座の取引履歴は添付不要(保管のみ) |
収支内訳書 | 「雑 FX取引」と記載し、収入・経費・所得金額を記入 | 収支計算の基となる資料は保管 |
所得の内訳書 | 複数の所得がある場合に作成 | – |
損失申告に関する明細書 | 合算して損失が出た場合に作成 | 損失計算の根拠資料は保管 |
複数口座の取引をまとめる際の効率的な方法:
- エクセルなどの表計算ソフトを使用してマスターシートを作成
- 口座ごとにシートを分け、同じフォーマットで損益計算
- マスターシートで自動合算される仕組みを作る
- 項目は「取引日」「通貨ペア」「取引種類」「損益額」などを含める
- 定期的に更新し、年間の損益状況を把握しておく
複数口座の確定申告では、特に以下の点に注意が必要です:
- すべての口座の年間取引報告書や取引履歴を漏れなく取得する
- 異なるプラットフォーム(MT4/MT5)のデータ形式の違いに注意
- 為替レートの換算(米ドル口座など)を正確に行う
- 各口座の入出金履歴と突合せを行い、矛盾がないか確認する
国税庁の取り扱いについて
国税庁は海外FX業者の取引も把握できる体制を整えつつあります。国際的な税務情報交換の枠組みにより、海外送金や海外口座の情報が税務当局間で共有されるようになっています。
税務当局の対応 | トレーダーの注意点 |
---|---|
共通報告基準(CRS)による情報交換 | すべての海外口座を正確に申告する |
高額送金のモニタリング | 海外送金と申告内容の整合性を保つ |
税務調査の強化 | 取引履歴や計算根拠を最低5年間保管 |
無申告・過少申告への罰則 | 期限内に正確な申告を行う |
特に注意すべき点として、「利益がわずかだから」「少額の取引だから」という理由で一部の口座を申告しないことは、税法違反となる可能性があります。すべての取引を適正に申告することが重要です。
複数口座の確定申告に関するよくある質問:
Q:損失が出ている口座だけ申告しなくても良いのでは?
A:すべての口座の損益を合算して申告する必要があります。選択的な申告は認められていません。
Q:XMの複数口座を別々のメールアドレスで開設している場合は?
A:同一人物の口座であれば、すべての口座を合算して申告する必要があります。
Q:前年は少額だったので申告していませんが、今年は利益が大きいです。
A:過去の無申告があっても、今年から正しく申告を始めることが重要です。必要に応じて過去の修正申告も検討しましょう。
複数口座での取引を行う場合は、日頃から取引記録を整理し、定期的に損益状況を確認する習慣をつけることで、確定申告時の負担を大幅に軽減できます。
FXトレーダー向けの税金対策
FXトレードで利益を上げることと同じくらい重要なのが、適切な税金対策です。特にXMなどの海外業者を利用している場合、正しい知識と戦略的な対応が必要になります。ここでは、FXトレーダーが活用できる合法的な税金対策について解説します。
青色申告とそのメリット
FX取引が事業的規模(継続的・反復的で主たる収入源など)と認められる場合、青色申告を選択することで大きな節税効果が得られます。
青色申告のメリット | 内容 | 要件 |
---|---|---|
特別控除 | 最大65万円(電子申告の場合) | 複式簿記による記帳 |
損失の繰越控除 | 最大3年間(白色申告も可能) | 毎年申告を継続すること |
家族への給与支払い | 家族を従業員として給与計上可能 | 適正な給与額と労働の実態 |
減価償却費の計上 | PCなどの設備を複数年で経費計上 | 取得価額10万円以上の資産 |
貸倒引当金の計上 | 不良債権に対する引当金を計上可能 | 一定の要件を満たすこと |
青色申告を始めるには、開業から2ヶ月以内(または3月15日まで)に「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。年の途中から始める場合は、その年の1月31日までに提出すれば、その年分から青色申告が可能です。
青色申告のためには、日々の取引と経費を複式簿記で記録する必要があります。会計ソフトを活用すれば、初心者でも比較的容易に記帳できます。
おすすめの会計ソフト | 特徴 | 月額費用 |
---|---|---|
フリーウェイ経理 | FX特化の機能あり | 無料~1,980円 |
マネーフォワードクラウド確定申告 | スマホで入力可能 | 980円~ |
やよいの青色申告オンライン | 初心者向けの簡単操作 | 800円~ |
弥生会計 | 本格的な会計機能 | 2,500円~ |
青色申告を選択する場合の注意点として、「事業的規模」の判断があります。FX取引の回数や利益額、他の収入との比率などが考慮されます。副業程度の取引量では認められない可能性があるため、事前に税理士に相談することをおすすめします。
よくある質問まとめ
FXトレーダーからよく寄せられる税金に関する質問と回答をまとめました。
質問 | 回答 |
---|---|
Q: XMのボーナスはいつ課税対象になりますか? | A: 出金可能となった時点で収入として計上します。取引に使用するだけで出金できないボーナスは課税対象外です。 |
Q: 確定申告の期限に間に合わない場合はどうすれば? | A: 期限内に「期限延長申請書」を提出すれば、最大2ヶ月の延長が認められる場合があります。ただし、納税は期限内に行う必要があります。 |
Q: FX取引の必要経費として認められる範囲は? | A: トレード関連のソフトウェア、セミナー費用、書籍代、通信費(按分)、専用機器などが認められます。食事代や服飾費など私的費用は認められません。 |
Q: 複数の海外口座があることを隠していました。どうすべき? | A: 自主的な修正申告を行いましょう。発覚前の自主申告は、重加算税が課されない場合があります。 |
Q: レバレッジの違いは税金に影響しますか? | A: レバレッジ自体は税金計算に直接影響しません。実際の損益結果のみが課税対象となります。 |
Q: 暗号資産(仮想通貨)とFXの損益は通算できますか? | A: できません。暗号資産取引は「雑所得」ですが、別計算が必要です。 |
多くのトレーダーが混乱しやすいポイントとして、未決済ポジションの扱いがあります。年末時点で含み益のあるポジションでも、決済していなければ課税対象にはなりません。翌年の決済時に初めて課税対象となります。
税務署からの通達と対策
近年、国税庁は海外資産や海外取引に対する監視を強化しています。特にXMなどの海外FX業者を利用するトレーダーは、以下の点に注意が必要です。
税務署の動向 | トレーダーの対策 |
---|---|
国際的情報交換の強化 | すべての口座を正確に申告する |
高額送金のチェック | 送金記録と取引履歴を一致させる |
無申告者への調査強化 | 期限内に適正な申告を行う |
海外資産調書制度の実施 | 合計5,000万円超の海外資産は別途申告 |
電子取引の監視強化 | デジタル証跡を意識した取引記録の保管 |
税務調査に対する基本的な対策としては、以下の点に注意しましょう:
- 取引履歴は最低5年間保管する
- 入出金の履歴と取引記録の整合性を確保する
- 経費の証拠書類(領収書など)をきちんと整理する
- 取引の実態に即した正確な申告を行う
- 不明点は事前に税理士に相談する
万が一、税務調査の対象となった場合は、誠実に対応することが重要です。過去の申告に不備があった場合でも、隠蔽せずに正直に説明し、必要に応じて修正申告を行いましょう。
適正な申告を継続することで、将来的な税務リスクを最小化し、安心してFX取引に集中できる環境を整えることができます。特にXMなどの海外口座を利用している場合は、取引記録の管理をより慎重に行い、申告義務を確実に果たすことが大切です。
XMの取引に関するよくある質問
XMでのFX取引に関して、確定申告時によく寄せられる疑問や質問を詳しく解説します。特に初めて海外FX業者を利用する方や、確定申告に不安を感じるトレーダーにとって参考になる情報をまとめました。
申告に対する疑問と回答
XM利用者からよく寄せられる確定申告に関する疑問とその回答を紹介します。
質問 | 回答 |
---|---|
XMの利益はいくらから申告が必要ですか? | 年間の利益が20万円を超える場合は申告が必要です。ただし、給与収入が2,000万円を超える方は1円でも利益があれば申告が必要です。 |
少額の取引でも申告は必要ですか? | 年間の利益が20万円以下なら原則不要ですが、損失を翌年に繰り越したい場合は申告が必要です。また他の所得と合算して判断します。 |
XMからは確定申告用の書類は送られてきますか? | 国内業者と異なり、XMからは確定申告用の書類は送られてきません。自分で取引履歴をダウンロードして計算する必要があります。 |
XMのボーナスは課税対象になりますか? | 出金可能になったボーナスは課税対象です。取引でのみ使用できる出金不可のボーナスは課税対象外です。 |
含み益のあるポジションは申告が必要ですか? | 未決済ポジションの含み益は申告不要です。実際に決済して利益が確定した時点で課税対象となります。 |
MT4とMT5の両方で取引していますが? | 同じXM口座であっても、MT4とMT5など複数のプラットフォームで取引している場合は、すべての損益を合算して申告します。 |
XMと国内FX業者の損益は相殺できますか? | はい、すべてのFX取引の損益を合算して申告します。国内外を問わず、すべての口座の損益を合計します。 |
特に注意が必要なのは、「少額だから申告不要」という誤解です。複数の取引口座がある場合、すべての損益を合算して判断する必要があります。また、将来の利益と相殺するために損失を繰り越したい場合は、利益がなくても申告が必要です。
取引履歴から年間損益を計算する際の注意点:
- 円以外の通貨(米ドルなど)での取引は、取引日の為替レートで円換算する
- スワップポイントも含めて総合的に計算する
- 手数料や各種コストも考慮する
- ボーナスは出金可能になった時点で収入に計上する
スマホでの申告方法
スマートフォンだけで確定申告を完結させる方法も年々充実しています。特に忙しいトレーダーにとって便利な手段です。
申告方法 | 必要なもの | 手順 |
---|---|---|
国税庁スマホアプリ | マイナンバーカード、スマホ(NFC対応) | アプリをダウンロード→画面の指示に従い入力→マイナンバーカードで認証→送信 |
確定申告書作成コーナー(スマホ対応) | インターネット接続環境 | 国税庁サイトにアクセス→必要事項を入力→印刷または電子申告 |
マイナポータルアプリ連携 | マイナンバーカード、マイナポータルアプリ | アプリで身分確認→e-Tax連携→情報入力→送信 |
スマホ申告の具体的な手順:
- 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にスマホからアクセス
- 「利用開始」→「雑所得」を選択
- 画面の指示に従い、収入金額、必要経費などを入力
- 各種控除情報を入力
- マイナンバーカードで電子署名(または印刷して郵送)
- 送信完了
スマホでの申告は便利ですが、複雑な取引内容や多数の取引がある場合は、PCでの作業の方が効率的です。また、申告前に必ずXMの取引履歴データを整理し、年間損益を計算しておくことが重要です。
注意すべきポイント
XM取引の確定申告で特に注意すべきポイントをまとめました。これらに気をつけることで、申告ミスを防ぎ、余計な修正手続きや税務調査のリスクを減らせます。
注意ポイント | 具体的な対応策 |
---|---|
為替レートの適用 | 取引日の対顧客外国為替相場(TTM)で円換算する |
口座間の資金移動 | 同一人物の口座間移動は損益に影響しないが記録は保存 |
レバレッジ取引の理解 | 実際の投資額ではなく、決済損益で計算する |
期限後申告のペナルティ | 無申告加算税(15%~20%)と延滞税が課される |
海外送金と申告内容の整合性 | 送金記録と申告内容が一致しているか確認 |
複数年度の取引管理 | 年度ごとに取引履歴を区分して保管する |
ボーナスの取り扱い | 出金可能になった時点で収入計上 |
特に初心者が陥りやすい誤りとして、以下の点に注意しましょう:
- 誤り: 海外業者だから申告不要と考える
正しい対応: 国内外問わず、すべてのFX取引利益は申告が必要 - 誤り: 証拠金額や取引額で損益を計算する
正しい対応: 実際の決済損益(実現損益)で計算する - 誤り: 複数口座があっても利益の大きい口座だけ申告する
正しい対応: すべての口座の損益を合算して申告する - 誤り: 損失が出た年は申告不要と考える
正しい対応: 損失を翌年に繰り越すには申告が必要
FX取引の確定申告は複雑に感じるかもしれませんが、基本的な流れを理解し、日頃から取引記録をきちんと管理しておけば大きな負担にはなりません。特にXMのような海外業者を利用する場合は、取引履歴の保管と計算作業が重要です。
不安がある場合は、税理士に相談することも検討しましょう。FXトレーダー向けのサポートを行っている税理士も増えています。適切な申告を行うことで、安心してトレードに集中できる環境を整えましょう。
XMでは新規口座開設で13,000円のボーナスキャンペーンを開催中!

受け取ったボーナス自体は出金できませんが、ボーナスを利用して得た利益は出金可能!
\海外FX人気No.1/