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XMのスワップポイント一覧|付与時間と計算方法を解説

XMTradingスワップポイント

XMTrading(エックスエム)のスワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越したときに発生する金利差の調整額です。

付与されるのは日本時間の午前6時のロールオーバー時だけで、日中に決済したポジションには発生しません。

銘柄と保有方向によってプラスにもマイナスにもなり、ゴールドの買いポジションでは1日で1万円を超えるマイナスが発生します。

ただし、KIWAMI極口座では主要通貨ペアとゴールドがスワップフリーのため、同じ銘柄を持ってもスワップポイントは発生しません。

そこで本記事では、仕組みから付与時間・全銘柄の一覧・計算方法・確認方法までを解説します。

数日以上ポジションを保有する取引を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

XMのスワップポイントの要点
  • 付与は日本時間の午前6時(冬時間は7時)のロールオーバー時
  • FX通貨ペア・貴金属は水曜日、CFD商品は金曜日に3日分が加算される
  • 計算式は「契約サイズ×少数桁×ロット数×スワップ値」の1つだけ
  • ゴールドの買いは1ロットあたり1日96.6ドルのマイナス
  • 仮想通貨CFDは買いと売りの両方がマイナス
  • KIWAMI極口座は主要通貨ペアとゴールドがスワップフリー
  • スワップポイントだけを出金することはできない
目次

XMのスワップポイントの仕組み

スワップポイントは、通貨ペアを構成する2つの通貨の金利差を日割りで受け渡す仕組みです。

高金利通貨を買って低金利通貨を売ればプラス、その反対ではマイナスになります。

発生するのは日をまたいでポジションを保有した場合だけで、同じ日に決済する取引には関係しません。

XMでは同じ銘柄でも買いと売りでスワップ値が別に設定されており、両方がマイナスになる銘柄も存在します。

スワップ値は固定ではなく、各国の政策金利や市場環境に応じて日々変わる点も特徴です。

仕組みを構成する4つの要素を順に見ていきます。

スワップポイントは2通貨の金利差で決まる

スワップポイントの正体は、買った通貨の金利を受け取り、売った通貨の金利を支払う差額です。

政策金利が高いトルコリラやメキシコペソを買うとプラスになりやすく、低金利の円やスイスフランを買うとマイナスになりやすい傾向があります。

ただし、実際に付与される額は金利差そのものではなく、XMが銘柄ごとに設定したスワップ値で決まります。

そのため、金利差から理論値を計算しても、取引画面の数値とは一致しません。

スワップポイントが発生する条件
  • ロールオーバーの時刻をまたいでポジションを保有している
  • 保有している銘柄がスワップフリーの対象外である
  • 先物CFDではなく、FX通貨ペア・貴金属・現物CFDを保有している
  • 市場が開いている平日である(土日はロールオーバーが発生しない)

デイトレードやスキャルピングのように当日中に決済する手法では、この4条件のいずれも満たさないため気にする必要はありません。

買いと売りでプラス・マイナスが分かれる

XMでは1つの銘柄に対して「買いスワップ」と「売りスワップ」の2つの値が設定されています。

米ドル/円であれば買いがプラス、売りが大きめのマイナスという形で、両者は対称になりません。

スワップを収益源にする場合は、プラスが付く方向を先に確認してからエントリーするのが基本になります。

保有方向受け取る金利支払う金利スワップの符号
USDJPYの買い米ドル(3.50〜3.75%)円(1.00%)プラスになりやすい
USDJPYの売り円(1.00%)米ドル(3.50〜3.75%)マイナスになりやすい
USDTRYの売りトルコリラ(37.00%)米ドル(3.50〜3.75%)プラスになりやすい
USDTRYの買い米ドル(3.50〜3.75%)トルコリラ(37.00%)大きなマイナスになる
保有方向とスワップポイントの符号の関係(政策金利は2026年9月時点)

この関係はあくまで目安であり、両方がマイナスに設定されている銘柄では成り立ちません。

主要通貨の政策金利一覧

プラススワップが狙える組み合わせは、各国の政策金利を並べると見当が付きます。

2026年9月時点では、トルコが37.00%、南アフリカが7.00%、メキシコが6.50%と高い水準です。

国・地域政策金利国・地域政策金利
トルコ37.00%カナダ2.25%
南アフリカ7.00%ニュージーランド2.75%
メキシコ6.50%ユーロ圏2.65%
オーストラリア4.35%日本1.00%
英国3.75%スイス0.00%
米国3.50〜3.75%ノルウェー4.25%
主要国の政策金利一覧〔2026年9月時点/出典:トレーダーズ・ウェブFX〕

金利差が大きい組み合わせほどスワップの絶対額は大きくなり、同時に為替の変動幅も大きくなります。

スワップポイントは日々変動する

XMのスワップ値は毎日見直されており、同じ銘柄でも週をまたぐと数値が変わります。

本記事で掲載している数値は2026年9月11日時点の実績値のため、実際の取引前には最新値を確認してください。

公式のスワップポイント一覧では直近1週間から1年までの推移を追えるので、水準が安定しているかどうかも判断できます。

スワップポイントが変動する主な要因
  • 各国中央銀行による政策金利の変更
  • 短期金融市場の需給とインターバンクレートの変化
  • 月末・四半期末・年末の資金需要
  • 特定通貨の流動性低下や取引制限

長期保有を前提にする場合は、エントリー時の数値が最後まで続くとは考えないほうが安全です。

XMのスワップポイントが付与される時間と3倍デー

XMのスワップポイントは、サーバー時間の0時にあたるロールオーバーのタイミングで付与されます。

日本時間に直すと夏時間は午前6時、冬時間は午前7時です。

土日は市場が閉まっているためロールオーバーは行われず、その分は平日にまとめて加算されます。

FX通貨ペアと貴金属は水曜日、株式・株価指数・エネルギー・仮想通貨などのCFD商品は金曜日が3日分の加算日です。

プラスなら3倍の受け取り、マイナスなら3倍の支払いになるため、加算日の前に決済するかどうかが損益を左右します。

付与のタイミングを6つの角度から整理します。

付与時間は日本時間の午前6時(冬時間は7時)

XMのサーバー時間は夏時間がGMT+3、冬時間がGMT+2に設定されています。

ロールオーバーはサーバー時間の0時に実行されるため、日本時間では夏時間が午前6時、冬時間が午前7時になります。

この瞬間にポジションを保有していなければ、前日から持ち越していてもスワップポイントは発生しません。

期間サーバー時間付与される日本時間適用時期の目安
夏時間GMT+3午前6時00分3月第2日曜日〜11月第1日曜日
冬時間GMT+2午前7時00分11月第1日曜日〜3月第2日曜日
XMのロールオーバー時刻(夏時間・冬時間)

切り替えの週は前日と付与時刻が1時間ずれるので、早朝に決済する予定があるときは注意してください。

夏時間と冬時間の切り替え時期については「XMの取引時間」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

水曜日はFX・貴金属のスワップが3倍

FX通貨ペアと貴金属では、水曜日から木曜日への持ち越しで3日分のスワップポイントが加算されます。

土日の2日分を前倒しで処理する仕組みのため、受け取る側にとっても支払う側にとっても金額は3倍です。

米ドル/円を1ロット買っている場合、通常日の約205円に対して水曜日だけは約615円を受け取る計算になります。

保有内容通常日(1日分)水曜日(3日分)
USDJPY 1ロット買い約205円約615円
USDJPY 1ロット売り約-2,880円約-8,640円
GOLD 1ロット買い約-14,490円約-43,470円
GOLD 1ロット売り約1,965円約5,895円
水曜日の3倍加算による金額の違い〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

マイナススワップの銘柄を持っている場合は、水曜日をまたぐ前に一度決済するだけでコストを3分の1に抑えられます。

金曜日はCFD商品のスワップが3倍

株式・株価指数・エネルギー・仮想通貨などのCFD商品は、3日分が加算される曜日がFXと異なります。

これらの商品では金曜日に3日分がまとめて処理される仕組みです。

FXと同じ感覚で水曜日だけを警戒していると、金曜日に想定外のマイナスが計上されることになります。

商品カテゴリー3日分が加算される曜日代表的な銘柄
FX通貨ペア水曜日USDJPY・EURUSD・GBPJPY
貴金属水曜日GOLD・SILVER・XAUEUR
株価指数(現物)金曜日US30Cash・JP225Cash
株式CFD金曜日各国の個別株銘柄
エネルギー金曜日原油・天然ガス
仮想通貨CFD金曜日BTCUSD・ETHUSD
商品カテゴリー別の3倍デー

複数カテゴリーをまたいで保有しているときは、週の中で2回の加算日を意識してください。

土日分は3倍デーにまとめて付与

土日は為替市場もCFD市場も閉まっているため、ロールオーバー自体が実行されません。

公式のスワップポイント一覧でも、土曜日と日曜日の欄はハイフン表示になっています。

24時間365日取引できる仮想通貨CFDも例外ではなく、週末にスワップポイントは発生しません。

土日のスワップポイントの扱い
  • 土日はロールオーバーが実行されず、当日分の付与はない
  • 週末の2日分は3倍デーに前倒しで加算される
  • 仮想通貨CFDは土日も取引できるが、スワップは発生しない
  • 金曜日の深夜に建てたポジションには土日分が付かない

週末をまたぐだけでスワップが増えるわけではなく、加算のタイミングが前倒しになっているだけです。

年末年始・大型連休は付与日がずれる

クリスマスや年末年始のように市場が休場する日は、その日のロールオーバーが行われません。

休場分は前後の営業日にまとめて処理されるため、通常とは異なる曜日に3日分以上が加算されることがあります。

大型連休をまたいで長期保有する予定がある場合は、公式の休場スケジュールを事前に確認してください。

付与日がずれやすいタイミング
  • クリスマスから年始にかけての市場休場日
  • ゴールデンウィーク中の海外市場の祝日
  • 夏時間と冬時間が切り替わる週
  • 銘柄ごとに設定された臨時の取引停止日

マイナススワップの銘柄では、この加算分が想定以上の負担になるケースもあります。

スワップポイントカレンダーの見方

1週間を通して見ると、加算される日数は曜日ごとに決まっています。

FX通貨ペアと貴金属は水曜日だけが3日分で、残りの平日は1日分ずつです。

CFD商品は金曜日に3日分が寄るため、週末をまたぐかどうかで負担の大きさが変わります。

曜日FX通貨ペア・貴金属CFD商品
月曜日1日分1日分
火曜日1日分1日分
水曜日3日分1日分
木曜日1日分1日分
金曜日1日分3日分
土曜日・日曜日なしなし
曜日別に加算されるスワップポイントの日数

週の後半に建てて翌週まで持ち越す場合は、3倍デーを2回またぐ可能性も考慮してください。

XMのスワップポイント一覧

XMは公式サイトで全カテゴリーのスワップポイントを公開しており、直近1週間から1年までの推移を確認できます。

ここでは1ロットあたり1日のスワップポイントを、米ドル建ての金額で掲載しました。

FX通貨ペアでは米ドル/円の買いがプラス、ゴールドの買いが大きなマイナスという構図になっています。

仮想通貨CFDは買いと売りの両方がマイナスに設定されており、方向を変えても負担は避けられません。

掲載した数値はいずれも2026年9月11日時点の実績値です。

カテゴリーごとに水準が大きく違うため、順番に見ていきます。

FX通貨ペアのスワップポイント一覧

FX通貨ペアで最も大きなプラスが付くのは、トルコリラやメキシコペソを買う方向です。

米ドル/円の買いは1ロットあたり1日1.37ドルで、日本円にすると約205円になります。

反対に米ドル/円の売りは1日あたり19.2ドルのマイナスで、円換算で約2,880円の負担です。

通貨ペア買い(ロング)売り(ショート)
USDJPY+1.37ドル-19.2ドル
EURUSD-7.87ドル+1.43ドル
EURJPY-3.69ドル-13.3ドル
GBPJPY+2.00ドル-26.3ドル
AUDJPY+2.99ドル-11.6ドル
NZDJPY-0.98ドル-7.72ドル
CADJPY-0.70ドル-7.44ドル
CHFJPY-10.6ドル-3.87ドル
GBPUSD-3.70ドル-4.10ドル
USDCHF+4.73ドル-16.3ドル
USDCAD+1.10ドル-7.26ドル
AUDNZD-0.64ドル-7.29ドル
USDTRY-114ドル+6.46ドル
EURTRY-135ドル+11.1ドル
USDMXN-19.6ドル+3.18ドル
USDZAR-25.3ドル+2.85ドル
FX通貨ペアの1ロットあたり1日のスワップポイント〔2026年9月11日時点〕

エキゾチック通貨はプラス側とマイナス側の差が極端に大きく、方向を間違えたときの損失も大きくなります。

メジャー通貨ペア同士なら、1日あたりの金額は数ドルの範囲に収まるのが通常です。

一方で米ドル/トルコリラの買いは1日114ドル、円換算で約17,100円のマイナスになります。

同じ通貨ペアでも方向を変えるだけで負担が数十倍変わるため、保有前に符号と金額の両方を確認してください。

直近1年のスワップ推移を全銘柄で公開中

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

ゴールド・シルバーのスワップポイント一覧

貴金属はXMで最も検索されている銘柄群でありながら、マイナススワップの水準が突出しています。

ゴールドを1ロット買って1日持ち越すと96.6ドル、円換算で約14,490円のマイナスが発生します。

30日間保有すれば約43万円に達するため、長期保有では為替差益がスワップで相殺されかねません。

一方で、プラチナとパラジウムは買いと売りのどちらも0.00ドルに設定されています。

銘柄買い(ロング)売り(ショート)買いの円換算
GOLD-96.6ドル+13.1ドル約-14,490円
SILVER-114ドル+18.1ドル約-17,100円
XAUEUR-109ドル+13.7ドル約-16,350円
XAUJPY-95.3ドル+3.84ドル約-14,295円
XPTUSD(プラチナ)0.00ドル0.00ドル0円
XPDUSD(パラジウム)0.00ドル0.00ドル0円
貴金属の1ロットあたり1日のスワップポイント〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

ゴールドを数日以上保有する前提なら、スワップフリーが適用されるKIWAMI極口座が現実的な選択肢になります。

シルバーは1ロット買いで1日114ドルと、ゴールドを上回る水準です。

円建てのXAUJPYも買いで1日95.3ドルのマイナスが発生し、通貨の表記を変えても負担はほとんど変わりません。

貴金属を数週間単位で保有するなら、スワップフリーの対象かどうかが実質コストの大半を決めます。

ゴールドの取引環境については「海外FXのゴールド取引」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

仮想通貨CFDのスワップポイント一覧

仮想通貨CFDは、XMの全カテゴリーの中で唯一買いと売りが同額のマイナスに設定されています。

ビットコインは1ロットあたり1日55.3ドルのマイナスで、方向を反転させても負担は変わりません。

金利差ではなく保有コストとして課される設計のため、仮想通貨CFDはスワップ収益を狙う対象から外れます。

銘柄買い(ロング)売り(ショート)買いの円換算
BTCUSD-55.3ドル-55.3ドル約-8,295円
BTCJPY-56.0ドル-56.0ドル約-8,400円
ETHUSD-1.70ドル-1.70ドル約-255円
BCHUSD-2.09ドル-2.09ドル約-314円
XRPUSD-1.17ドル-1.17ドル約-176円
SOLUSD-0.85ドル-0.85ドル約-128円
DOGEUSD-0.71ドル-0.71ドル約-107円
ADAUSD-0.18ドル-0.18ドル約-27円
仮想通貨CFDの1ロットあたり1日のスワップポイント〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

土日は取引できてもロールオーバーが行われないため、週末にコストが積み上がることはありません。

株価指数・株式CFDのスワップポイント一覧

株価指数CFDには現物と先物の2種類があり、スワップポイントが発生するのは現物だけです。

銘柄名の末尾に「Cash」が付くものが現物にあたり、先物CFDはスワップフリーで保有できます。

現物の株価指数では、買い方向のマイナスが売り方向のプラスを大きく上回る設定です。

銘柄買い(ロング)売り(ショート)
US30Cash(ダウ)-8.39ドル+0.95ドル
US100Cash(ナスダック)-4.61ドル+0.52ドル
GER40Cash(ドイツ)-3.92ドル-0.27ドル
UK100Cash(英国)-2.74ドル+0.30ドル
AUS200Cash(豪州)-1.32ドル+0.24ドル
HK50Cash(香港)-0.53ドル-0.01ドル
JP225Cash(日経225)-0.03ドル-0.01ドル
株価指数(現物)CFDの1ロットあたり1日のスワップポイント〔2026年9月11日時点〕

日経225の現物はスワップの水準が極めて低く、保有コストの面では扱いやすい銘柄です。

スワップポイントが高い通貨ペアランキング

プラススワップの大きさで並べると、上位はトルコリラと新興国通貨の売り方向が占めます。

首位はユーロ/トルコリラの売りで、1ロットあたり1日11.1ドルを受け取れます。

円換算では1日約1,665円、30日間の保有で約5万円になる計算です。

順位銘柄と方向1日1日の円換算30日の円換算
1位EURTRYの売り+11.1ドル約1,665円約49,950円
2位USDTRYの売り+6.46ドル約969円約29,070円
3位USDCHFの買い+4.73ドル約710円約21,285円
4位USDMXNの売り+3.18ドル約477円約14,310円
5位AUDJPYの買い+2.99ドル約449円約13,455円
6位USDZARの売り+2.85ドル約428円約12,825円
7位GBPJPYの買い+2.00ドル約300円約9,000円
8位EURUSDの売り+1.43ドル約215円約6,435円
プラススワップが大きい銘柄と方向〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

上位のエキゾチック通貨はスプレッドも広く、通貨価値の下落リスクも抱えている点は把握しておく必要があります。

買い・売りが両方マイナスの通貨ペア

XMには、どちらの方向に持ってもマイナスになる通貨ペアが存在します。

ユーロ/円やニュージーランドドル/円がこれにあたり、保有するだけで一方的にコストが積み上がります

金利差が小さい通貨同士の組み合わせで起こりやすく、仮想通貨CFDも同じ構造です。

通貨ペア買い(ロング)売り(ショート)
EURJPY-3.69ドル-13.3ドル
NZDJPY-0.98ドル-7.72ドル
CADJPY-0.70ドル-7.44ドル
GBPUSD-3.70ドル-4.10ドル
AUDNZD-0.64ドル-7.29ドル
USDNOK-8.98ドル-6.82ドル
買いと売りの両方がマイナスの通貨ペア〔2026年9月11日時点〕

これらの銘柄を長期で保有する場合は、スワップ分を上回る値幅を取れる根拠があるかを先に確認してください。

スワップポイントを比較するときの注意点

スワップポイントの数値は、単位と前提をそろえないと比較になりません。

XMの公式ページでもポイント表示と金額表示を切り替えられるため、同じ銘柄でも表示が変わります。

米ドル/円の場合、ポイント表示では2.11、金額表示では1.37ドルと、どちらも正しい値です。

他社の数値と並べるときは、1ロットの通貨量・表示単位・取得日の3点をそろえる必要があります。

スワップポイントの比較でそろえる項目
  • 表示単位(ポイントか、1ロットあたりの金額か)
  • 1ロットの通貨量(XMのマイクロ口座は1ロット1,000通貨)
  • 数値を取得した日付(スワップは日々変動する)
  • 3倍デーを含む平均値か、通常日の1日分か
  • 円換算に使った為替レート

条件をそろえずに数値だけを並べた比較表は、順位が逆転することもあります。

XMのスワップポイントの計算方法

XMのスワップポイントは、1つの計算式ですべての銘柄に対応できます。

必要になるのは契約サイズ・少数桁・ロット数・スワップ値の4つだけです。

このうち契約サイズと少数桁はMT4 / MT5の取引条件画面で確認でき、スワップ値も同じ画面に表示されます。

円が絡まない通貨ペアでは、算出後に円換算の工程が1つ必要です。

手計算が面倒な場合は、公式のスワップ計算ツールで口座タイプごとの数値を自動算出できます。

計算式と3つの具体例を順に確認します。

1日あたりのスワップポイントの計算式

XMが公式に示している計算式は「契約サイズ×少数桁×ロット数×スワップ値」の1本だけです。

契約サイズはFX通貨ペアであれば10万通貨、少数桁は円が絡むペアで0.001、それ以外で0.00001になります。

スワップ値はMT4 / MT5に表示されるポイント単位の数値をそのまま使います。

3倍デーに該当する日は、算出した金額を3倍してください。

計算に必要な4つの数値
  • 契約サイズ:FXは10万通貨、GOLDは100オンス(MT4 / MT5の取引条件で確認)
  • 少数桁:円が絡むペアは0.001、それ以外は0.00001、GOLDは0.01
  • ロット数:実際に保有しているロット数
  • スワップ値:買いスワップまたは売りスワップのポイント値

マイクロ口座では契約サイズが1,000通貨になるため、同じスワップ値でも金額は100分の1になります。

円が絡む通貨ペアの計算例

米ドル/円を1ロット買い、買いスワップが2.11ポイントの場合を計算します。

「100,000×0.001×1×2.11」で、1日あたり211円という結果になります。

円が絡む通貨ペアは算出結果がそのまま円建てで出るため、換算の手間がかかりません。

項目数値備考
契約サイズ100,000スタンダード口座の1ロット
少数桁0.001円が絡む通貨ペア
ロット数1保有量
スワップ値2.11USDJPYの買いスワップ
算出結果211円1日あたり
水曜日の場合633円3日分が加算される
USDJPYを1ロット買ったときの計算例〔2026年9月11日時点〕

0.1ロットなら21.1円、0.01ロットなら2.11円と、ロット数に比例して増減します。

円が絡まない通貨ペアの計算例

ユーロ/米ドルを1ロット売り、売りスワップが1.43ポイントのケースを計算します。

「100,000×0.00001×1×1.43」で1.43ドルとなり、結果は決済通貨である米ドル建てです。

円建て口座で運用している場合は、ここに為替レートを掛けて円に直す工程が必要になります。

工程計算結果
1.スワップの算出100,000×0.00001×1×1.431.43ドル
2.円への換算1.43ドル×150円約215円
3.30日分の試算215円×30日約6,450円
EURUSDを1ロット売ったときの計算例〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

為替レートが動けば円換算額も変わるため、長期の試算では幅を持たせて見積もってください。

ゴールド・仮想通貨CFDの計算例

ゴールドの契約サイズは100オンス、少数桁は0.01で、FX通貨ペアとは前提が異なります。

買いスワップが-96.6の場合、「100×0.01×1×-96.6」で1日あたり-96.6ドルです。

FXと同じ感覚で0.00001を当てはめると、結果が1万分の1に狂います。

銘柄契約サイズ少数桁1ロット1日の結果
USDJPY100,000通貨0.001+211円(買い)
EURUSD100,000通貨0.00001+1.43ドル(売り)
GOLD100オンス0.01-96.6ドル(買い)
BTCUSD1BTC0.01-55.3ドル(買い・売り共通)
銘柄ごとの契約サイズと計算結果の違い〔2026年9月11日時点〕

契約サイズと少数桁は口座タイプでも変わるので、必ず自分の口座の取引条件画面で確認してください。

スワップ計算機で自動計算できる

XMは公式サイトでオールインワンの取引計算ツールを提供しています。

口座の基本通貨・通貨ペア・レバレッジ・口座タイプ・ロット数を入力すると、買いスワップと売りスワップが同時に表示される仕組みです。

口座タイプを選べる点が実用的で、KIWAMI極口座を選べばスワップフリーの適用状況も確認できます。

同じ画面で必要証拠金とピップ値も出るため、ポジションを建てる前の試算に向いています。

スワップ計算ツールの入力項目
  • 口座の基本通貨(USD / EUR / JPY)
  • 通貨ペア・銘柄
  • レバレッジ
  • 口座タイプ(スタンダード・マイクロ・KIWAMI極・ゼロ)
  • 取引数量(ロット)

表示される数値は入力時点のスワップ値に基づくので、日をあらためて建てるときは再計算が必要です。

XMのスワップポイントの確認方法

スワップポイントを確認できる場所は、MT4 / MT5・公式サイト・取引履歴の3系統に分かれます。

これから建てるポジションの条件を調べるならMT4 / MT5の取引条件画面が最も早い方法です。

過去の推移や他銘柄との比較には、公式サイトのスワップポイント一覧が便利です。

すでに発生した金額は、保有中ならポジション画面、決済後なら取引履歴で確認できます。

用途別に4つの確認手段を整理します。

MT4・MT5の気配値表示から確認する

気配値表示のウィンドウで銘柄を右クリックし、メニューから「仕様」を開きます。

表示されたウィンドウに買いスワップと売りスワップが並んでいます。

KIWAMI極口座ではシンボル名の末尾に「#」が付くため、同じ銘柄でも別の行として表示される点に気をつけてください。

気配値表示から確認する手順
  • MT4 / MT5を起動して気配値表示を開く
  • 確認したい銘柄を右クリックする
  • メニューから「仕様」を選択する
  • 「買いスワップ」「売りスワップ」の行を確認する
  • 銘柄が見当たらない場合は「すべて表示」で一覧に追加する

スマホのXMアプリでも、銘柄詳細から同じ情報を確認できます。

MT4・MT5の取引条件画面から確認する

取引条件の画面には、計算式に必要な数値がすべてそろっています。

契約サイズ・少数桁・買いスワップ・売りスワップを1画面で読み取れるため、手計算をするならこの画面が起点です。

3日分が加算される曜日も「3倍にする曜日」の項目で確認できます。

表示項目読み取れる内容計算での役割
契約サイズ1ロットの通貨量・数量計算式の第1項
桁数価格の小数点以下の桁数少数桁の判断に使う
買いスワップロング保有時のスワップ値計算式の第4項
売りスワップショート保有時のスワップ値計算式の第4項
3倍にする曜日3日分が加算される曜日加算日の把握に使う
MT4 / MT5の取引条件画面で確認できる項目

デモ口座でも同じ画面を開けるので、口座開設前に条件だけを調べることも可能です。

公式サイトのスワップポイント一覧で確認する

公式サイトのスワップポイント一覧では、カテゴリー別に全銘柄の数値が公開されています。

表示期間を直近1週間から1年まで切り替えられるため、水準が安定しているかどうかまで判断できる仕様です。

並べ替え機能でスワップが高い順に表示すれば、プラススワップ狙いの銘柄選びにも使えます。

機能選べる内容主な使いどころ
カテゴリーFX・貴金属・仮想通貨・株価指数・株式・エネルギー保有銘柄の系統を絞る
期間直近1週間/1カ月/3カ月/6カ月/1年過去の水準を追う
表示順アルファベット順/スワップ高い順/低い順プラス銘柄を探す
単位ポイント/金額(1ロットあたりUSD)円換算の手前までを自動化する
公式スワップポイント一覧の表示オプション

本記事の一覧表も、この公式ページの金額表示を出典としました。

発生済みのスワップポイントを確認する

保有中のポジションに発生したスワップポイントは、ターミナルの「スワップ」列に表示されます。

決済後は取引履歴から同じ項目を確認でき、損益とは別枠で集計されています。

口座残高の変動が値動きだけでは説明できないときは、スワップ列を必ず確認してください。

状況確認場所表示される内容
これから建てる気配値表示>仕様1日あたりのスワップ値
保有中ターミナル>取引発生済みの累計スワップ
決済後ターミナル>口座履歴確定したスワップ額
過去の水準公式サイトのスワップ一覧直近1週間〜1年の推移
目的別のスワップポイント確認場所

スワップの水準を実際の取引画面で試すなら、入金不要のデモ口座でも同じ条件を再現できます。

入金なしで取引条件を確認できる

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

XMでスワップポイントがつかない口座・銘柄

スワップフリーはXM全体の仕様ではなく、特定の口座と銘柄に限定された制度です。

対象はKIWAMI極口座のFXメジャー通貨ペア・マイナー通貨ペアと、GOLD・SILVER・XAUEURの3銘柄です。

同じKIWAMI極口座でも、エキゾチック通貨と仮想通貨CFDにはスワップポイントが発生します。

口座タイプを問わずスワップフリーになるのは、貴金属・株価指数・コモディティ・エネルギーの先物CFDです。

スタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座では、すべての対象銘柄で通常どおりスワップが発生します。

対象と対象外の線引きを4つに分けて確認します。

KIWAMI極口座は主要通貨ペアとゴールドが対象

KIWAMI極口座では、FXのメジャー通貨ペアとマイナー通貨ペアにスワップポイントが発生しません。

貴金属ではGOLD・SILVER・XAUEURの3銘柄が対象に含まれます。

ゴールドを1ロット買って30日保有した場合、スタンダード口座では約43万円のマイナスが積み上がるのに対し、KIWAMI極口座では0円で済みます。

ただしプラススワップも受け取れないため、スワップ収益を狙う戦略とは噛み合いません。

保有内容スタンダード口座KIWAMI極口座差額
GOLD 1ロット買い・7日約-101,430円0円約101,430円
GOLD 1ロット買い・30日約-434,700円0円約434,700円
USDJPY 1ロット売り・30日約-86,400円0円約86,400円
USDJPY 1ロット買い・30日約+6,150円0円約-6,150円
スワップフリーの有無による保有コストの違い〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

スワップフリーは申請が不要で、対象銘柄を取引すれば自動的に適用されます。

KIWAMI極口座は、会員ページから追加口座として開設する仕様です。

ただしプラススワップが付く銘柄でも受け取りは0円になるため、米ドル/円の買いのような戦略では不利になります。

KIWAMI極口座のスペックについては「XM KIWAMI極口座のスプレッドとデメリット」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

エキゾチック通貨と仮想通貨は対象外

KIWAMI極口座でも、トルコリラや南アフリカランドなどのエキゾチック通貨はスワップフリーの対象外です。

仮想通貨CFD・株価指数・エネルギーも同様に、通常どおりスワップポイントが発生します

高スワップ狙いでエキゾチック通貨を保有する場合、KIWAMI極口座を選んでもプラスを受け取れる点は変わりません。

KIWAMI極口座のスワップフリーの範囲
  • 対象:FXメジャー通貨ペア
  • 対象:FXマイナー通貨ペア
  • 対象:GOLD・SILVER・XAUEUR
  • 対象外:エキゾチック通貨ペア
  • 対象外:仮想通貨CFD・株価指数・株式CFD・エネルギー

「KIWAMI極口座なら何を持ってもコストゼロ」と考えると、想定外のマイナスにつながります。

先物CFDは全口座でスワップが発生しない

貴金属・株価指数・コモディティ・エネルギーの先物CFDは、口座タイプを問わずスワップフリーです。

現物と先物は銘柄名で見分けられ、末尾に「Cash」が付くものが現物になります。

ただし先物CFDには限月があるため、長期保有の受け皿としてそのまま使えるわけではありません。

現物の株価指数には、スワップとは別に配当金の調整も発生します。

区分スワップポイント配当金の調整限月
株価指数(現物)発生する発生するなし
株価指数(先物)発生しない発生しないあり
貴金属(現物)発生するなしなし
貴金属(先物)発生しないなしあり
現物CFDと先物CFDの保有コストの違い

数週間単位で株価指数を保有するなら、先物CFDのほうが保有コストを抑えられるケースもあります。

スタンダード・ゼロ口座は通常どおり発生する

スタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座には、スワップフリーの制度が適用されません。

ゼロ口座は取引手数料が別途かかるぶん、長期保有ではコストが二重にのしかかります

マイクロ口座は1ロットが1,000通貨のため、同じスワップ値でも金額は100分の1にとどまります。

口座タイプスワップフリー1ロットの通貨量長期保有との相性
スタンダード口座対象外100,000通貨プラススワップ狙いに向く
マイクロ口座対象外1,000通貨少額での検証に向く
KIWAMI極口座主要通貨ペア・ゴールドが対象100,000通貨マイナススワップの回避に向く
ゼロ口座対象外100,000通貨取引手数料が別途かかる
口座タイプ別のスワップフリーの適用状況

口座タイプの違い全体については「XMの口座タイプ全4種類を徹底比較」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

ゴールドのスワップフリーはKIWAMI極口座だけ

公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/account-types

XMのスワップポイントで稼ぐ方法

スワップ収益は、金利差の積み上げと為替変動リスクの綱引きです。

プラススワップが最も大きいのはトルコリラや新興国通貨を買う方向で、1ロットあたり1日1,000円前後になる銘柄もあります。

一方で、これらの通貨は値動きが荒く、レバレッジを上げるとロスカットの確率が跳ね上がります。

月10万円のスワップ収益を安定して得るには、数千万円規模の資金が前提になる計算です。

収益の作り方と、現実的なハードルを数値で確認します。

高金利通貨を長期保有して積み上げる

プラススワップを狙う基本は、政策金利が高い通貨を買う方向でポジションを持ち続けることです。

XMで最も効率が良いのはユーロ/トルコリラの売りで、1ロットあたり1日約1,665円を受け取れます。

ただしトルコリラは長期的に下落してきた通貨であり、為替差損がスワップ益を上回る展開も珍しくありません。

銘柄と方向1日30日90日
EURTRYの売り約1,665円約49,950円約149,850円
USDTRYの売り約969円約29,070円約87,210円
USDMXNの売り約477円約14,310円約42,930円
AUDJPYの買い約449円約13,455円約40,365円
1ロット保有時のスワップ収益の試算〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

値動きの荒さを避けたい場合は、豪ドル/円のように金利差が中程度の組み合わせも選択肢になります。

レバレッジを抑えてロスカットを回避する

スワップ狙いの取引は保有期間が長く、その間の値動きをすべて受け止めることになります。

XMのロスカット水準は証拠金維持率20%で、ここを割ると強制決済の対象です。

実効レバレッジを3倍程度に抑えれば、想定される変動幅に対して余裕を持たせられます。

またエキゾチック通貨は銘柄ごとに最大レバレッジが低く設定されており、必要証拠金が想定より大きくなる点にも注意してください。

実効レバレッジ1ロット(10万ドル)に必要な資金耐えられる下落幅の目安
3倍約500万円大きい
5倍約300万円中程度
10倍約150万円小さい
20倍約75万円ごく小さい
実効レバレッジ別の必要資金〔1ドル=150円で換算〕

レバレッジの制限条件については「XMのレバレッジ」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

事前にシミュレーションして検証する

スワップ収益は、為替が動かなかった場合の理論値にすぎません。

実際の損益は「スワップ収益+為替差損益」で決まるため、両方を並べた試算を先に作る必要があります。

米ドル/トルコリラを1ロット売って90日保有した場合、スワップ収益は約87,210円です。

同じ期間にトルコリラが対ドルで5%下落すれば、為替差損がこの収益を上回る可能性もあります。

90日後の想定スワップ収益為替差損益合計損益
為替が動かない約+87,210円0円約+87,210円
リラ高に2%動く約+87,210円約-300,000円約-212,790円
リラ安に2%動く約+87,210円約+300,000円約+387,210円
USDTRY 1ロット売りの90日試算〔想定元本1,500万円・1ドル=150円で換算〕

為替の変動幅はスワップ収益の数倍になりやすく、収益の柱を値動きに置くか金利差に置くかを決めておくことが重要です。

スワップポイント生活に必要な資金の目安

月10万円のスワップ収益を米ドル/トルコリラの売りで得る場合、必要なロット数は約3.5ロットです。

想定元本は35万ドル、円換算で約5,250万円になります。

実効レバレッジ3倍で運用するなら、口座資金は約1,750万円が目安です。

月の目標収益必要ロット数想定元本レバレッジ3倍時の資金
1万円約0.35ロット約525万円約175万円
5万円約1.7ロット約2,550万円約850万円
10万円約3.5ロット約5,250万円約1,750万円
30万円約10.3ロット約1億5,450万円約5,150万円
USDTRYの売りで目標収益を得るための資金試算〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕
スワップ生活を検討する前に確認すること
  • スワップ値は日々変動し、金利引き下げで収益が減る
  • エキゾチック通貨はスプレッドが広く、往復コストが大きい
  • 銘柄ごとの最大レバレッジ制限で必要証拠金が増える
  • 通貨価値の下落で元本そのものが目減りする

資金規模が小さいうちは、スワップを収益源ではなく保有コストの管理対象として扱うほうが現実的です。

XMのスワップポイントの注意点

スワップポイントには、収益面よりも先に把握しておきたい制約がいくつかあります。

まずスワップだけを切り離して出金することはできません。

マイナススワップはスプレッドと同じ取引コストであり、保有日数に比例して膨らみます。

高スワップ通貨には価格変動リスクとレバレッジ制限がセットで付いてきます。

両建てによるスワップ狙いも、買いと売りの差によって必ずマイナスが残る設計です。

見落としやすい6点を順に取り上げます。

スワップポイントだけの出金はできない

発生したスワップポイントは、ポジションを保有している間は含み損益の一部として扱われます。

出金できるのは決済して実現益になり、有効証拠金に反映された後です。

プラススワップが積み上がっていても、その部分だけを引き出すことはできません。

スワップポイントが出金できるまでの流れ
  • 保有中:含み損益の一部として「スワップ」列に累積する
  • 決済時:損益と合算され、実現益として確定する
  • 決済後:口座残高と有効証拠金に反映される
  • 出金申請:有効証拠金の範囲内で申請できる

長期保有を続ける限りスワップは口座に固定されるため、生活費として当てにする使い方には向きません。

マイナススワップは取引コストになる

マイナススワップは、スプレッドと同じように損益から差し引かれる保有コストです。

米ドル/円を1ロット売って1日保有すると約2,880円のマイナスで、これは約2.9pips分に相当します。

7日間で約20pips、30日間では約86pips分のコストが積み上がる計算です。

スプレッドだけを見て口座を選ぶと、保有期間が長い手法ではコスト構造を読み違えます。

保有内容7日30日30日のpips換算
USDJPY 1ロット売り約-20,160円約-86,400円約86pips
EURJPY 1ロット買い約-3,875円約-16,605円約17pips
GOLD 1ロット買い約-101,430円約-434,700円
BTCUSD 1ロット買い約-58,065円約-248,850円
保有日数別のマイナススワップ〔2026年9月11日時点/1ドル=150円で換算〕

30日分の試算には土日を含めているため、3倍デーのぶんを別途上乗せする必要はありません。

スプレッドと違い、マイナススワップは保有日数に比例して増え続けます。

往復のスプレッドが一度きりのコストであるのに対し、スワップは毎営業日に発生するコストです。

スプレッドを含めた実質コストについては「XMのスプレッド一覧」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

高スワップ通貨は価格変動リスクが大きい

政策金利が高い通貨は、その水準の裏側にインフレや通貨安の圧力を抱えています。

トルコリラは政策金利37.00%という高水準の一方で、対ドルで下落を続けてきた通貨です。

スワップ収益が積み上がっても、元本そのものが目減りすれば合計損益はマイナスになります。

高スワップ通貨を保有する前の確認事項
  • 過去5年の為替チャートでトレンドの方向を確認する
  • スワップ収益と想定される変動幅を同じ単位で比べる
  • 政策金利の引き下げ局面ではスワップも縮小する
  • 流動性が低下すると急激な変動が起きやすい

金利差だけを根拠に保有を続ける運用は、想定外の変動で一度に崩れる可能性もあります。

高スワップ通貨はレバレッジが制限される

XMでは銘柄ごとに最大レバレッジが設定されており、エキゾチック通貨は低めに抑えられています。

さらに口座全体の有効証拠金が一定額を超えると、段階的にレバレッジが引き下げられます

スワップ生活を目指して資金を増やすほど、同じロット数に必要な証拠金が増える構造です。

試算どおりのロット数を建てられるかどうかは、実際の必要証拠金で確認してください。

スワップ狙いの両建ては利益が出ない

同じ銘柄で買いと売りを同時に持つと、為替変動は相殺されてスワップだけが残ります。

ところがXMのスワップ値は買いと売りが非対称で、合計すると必ずマイナスになる設計です。

米ドル/円であれば1日あたり17.83ドル、円換算で約2,675円のマイナスが残ります。

業者間や口座間をまたいだ両建てで金利差を抜く手法は、規約違反に該当する可能性があります。

銘柄買い売り両建ての合計
USDJPY+1.37ドル-19.2ドル-17.83ドル
EURUSD-7.87ドル+1.43ドル-6.44ドル
GOLD-96.6ドル+13.1ドル-83.5ドル
USDTRY-114ドル+6.46ドル-107.54ドル
同一銘柄を両建てしたときのスワップ合計〔2026年9月11日時点〕

両建ての可否と禁止事項については「XMTradingの禁止事項」で詳しく解説しているので、参考にしてください。

現物の株価指数には配当金が発生する

現物の株価指数CFDでは、スワップポイントとは別に配当金の調整が入ります。

買いポジションにはプラスの配当金が、売りポジションにはマイナスの調整が計上される仕組みです。

権利落ち日に一括で処理されるため、日々のスワップとは発生タイミングも異なります。

項目スワップポイント配当金の調整
対象FX・貴金属・現物CFD現物の株価指数・株式CFD
発生タイミング毎営業日のロールオーバー時権利落ち日
買いポジション銘柄により異なるプラス
売りポジション銘柄により異なるマイナス
スワップポイントと配当金調整の違い

株価指数を長期保有する場合は、スワップと配当金の両方を合算して損益を見積もってください。

XMのスワップポイントに関するよくある質問

XMのスワップポイントに関するよくある質問を紹介します。

XMのスワップポイントはいつ発生しますか?

日本時間の午前6時(冬時間は午前7時)のロールオーバー時に発生します。この時刻をまたいでポジションを保有していることが条件のため、当日中に決済する取引には発生しません。

XMのスワップポイント3倍デーはいつですか?

FX通貨ペアと貴金属は水曜日、株式・株価指数・エネルギー・仮想通貨などのCFD商品は金曜日です。土日分をまとめて処理する仕組みで、プラスなら3倍の受け取り、マイナスなら3倍の支払いになります。

XMのスワップポイントは土日も付与されますか?

土日はロールオーバーが実行されないため付与されません。24時間365日取引できる仮想通貨CFDも同じ扱いで、週末2日分は3倍デーに前倒しで加算される仕組みです。

XMの極み口座はスワップフリーですか?

KIWAMI極口座は一部の銘柄に限りスワップフリーです。対象はFXのメジャー通貨ペア・マイナー通貨ペアとGOLD・SILVER・XAUEURで、エキゾチック通貨や仮想通貨CFDにはスワップポイントが発生します。

XMでスワップポイントがつかないのはなぜですか?

KIWAMI極口座のスワップフリー対象銘柄を保有しているか、先物CFDを保有している可能性が高いでしょう。日中に決済した取引や、ロールオーバー後に建てたポジションにも発生しません。

スワップポイントで稼ぐならどの通貨がいいですか?

2026年9月時点でプラスが最も大きいのはユーロ/トルコリラの売りで、1ロットあたり1日11.1ドルを受け取れます。ただしトルコリラは変動が大きいため、値動きの安定性を優先するなら豪ドル/円の買いのような中程度の金利差も選択肢になります。

XMのビットコインのスワップポイントはいくらですか?

BTCUSDは買いと売りのどちらも1ロットあたり1日55.3ドルのマイナスです。仮想通貨CFDは方向を問わず保有コストが課されるため、スワップ収益を狙う対象にはなりません。

XMのスワップポイントだけを出金できますか?

スワップポイントだけを切り離して出金することはできません。ポジションを決済して実現益になり、有効証拠金へ反映されてはじめて出金申請の対象になります。

XMのスワップポイントはどこで確認できますか?

MT4 / MT5の気配値表示から銘柄を右クリックし、「仕様」を開くと買いスワップと売りスワップが表示されます。過去の推移を追いたい場合は、公式サイトのスワップポイント一覧で直近1週間から1年までを確認してください。

XMで稼ぎすぎると口座凍結になりますか?

利益額そのものを理由に口座が凍結されることはありません。凍結の対象になるのは複数口座をまたいだ両建てや、サーバーの遅延を狙った取引など、規約で禁止されている手法を使った場合です。

XMで出金すると2500円かかりますか?

国内銀行送金では40万円未満の出金に2,500円の手数料がかかり、40万円以上なら無料です。クレジットカードやデビットカードへの出金は金額を問わず無料のため、出金方法によって負担は変わります。

XMのスワップポイントは銘柄選びと保有日数で決まる

XMのスワップポイントは、保有期間が数時間で終わる取引ならほとんど気にする必要がありません。

一方で、数日以上ポジションを持つ手法では、銘柄と方向の組み合わせが損益を左右します。

マイナスを避けたいならKIWAMI極口座、プラスを積み上げたいならスタンダード口座と、目的で口座を使い分けるのが合理的です。

まずは自分が保有する銘柄の買いスワップと売りスワップを確認するところから始めてください。

取引スタイルスワップの影響向いている口座
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ゴールドの数日〜数週間保有マイナスが大きく積み上がるKIWAMI極口座
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取引スタイル別のスワップポイントの影響と口座選び

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