XMTrading(エックスエム)のゼロ口座は、最小0.0pipsのスプレッドと1ロットあたり往復10通貨単位の取引手数料が特徴の口座タイプです。
さらに、FX通貨ペアと貴金属に加えて株価指数やエネルギーまで取引でき、最低入金額は5ドルに設定されています。
全口座タイプ共通でゼロカットシステムを採用しており、マージンコール水準は50%、ロスカット水準は20%です。
ただし、入金ボーナスとXMポイントの対象外である、最大レバレッジが500倍に制限されるなど、事前に知っておきたい注意点があるのも事実です。
そこで本記事では、スプレッドと取引手数料を合算した実質コストの計算方法から、KIWAMI極口座との使い分け、開設手順までを解説していきます。
ゼロ口座の開設を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- 4口座で最も狭い0pips〜のスプレッド
- 透明性の高いマーケット執行に対応
- 口座開設ボーナス13,000円を利用可能
- 最低入金額5ドルから取引を始められる
- スキャルピング・EAの取引制限なし
- ゼロカット採用で追証が発生しない
- 手数料込みではKIWAMI極口座より割高になる
- 入金ボーナス・XMPの対象外
- 最大レバレッジが500倍に制限される
- 仮想通貨CFDを取引できない
- 90日間の放置で口座維持手数料が発生
XMのゼロ口座の基本スペック一覧表
ゼロ口座は、XMが提供する4つの口座タイプのうち最もスプレッドが狭い口座です。
最小スプレッドは0.0pipsで、そのかわりに1ロットあたり往復10通貨単位の取引手数料がかかります。
最低入金額は5ドル、最大レバレッジは500倍、1ロットは10万通貨に設定されています。
口座開設ボーナスは受け取れますが、入金ボーナスとXMポイント(XMP)は対象外です。
取扱商品から仮想通貨CFDだけが外れている点も、他の3口座との違いにあたります。
ゼロ口座の固有スペックと、4口座で共通するスペックを分けて確認します。
ゼロ口座の基本スペック早見表
ゼロ口座のスペックで押さえるべきは、スプレッドの狭さと取引手数料がセットになっているという構造です。
スプレッドだけを見て他の口座タイプと比べても、実際に支払うコストは判断できません。
| 項目 | ゼロ口座の内容 |
|---|---|
| 最低入金額 | 5ドル |
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| 最小スプレッド | 0.0pips |
| 取引手数料 | 10万通貨の取引ごとに往復10通貨単位 |
| 1ロットの単位 | 10万通貨 |
| 最小取引単位 | 0.01ロット |
| 取扱商品 | FX・貴金属・株価指数・株式デリバティブ・コモディティ・エネルギー |
| スワップフリー | なし |
| 口座開設ボーナス | 対象(13,000円) |
| 入金ボーナス | 対象外 |
| XMポイント(XMP) | 対象外 |
| 基本通貨 | USD / EUR / JPY |
| 取引プラットフォーム | MetaTrader4 / MetaTrader5 |
取引手数料は基軸通貨(左側の通貨)で徴収されるため、USDJPYなら往復10ドル、EURUSDなら往復10ユーロという扱いになります。
ボーナスについては、13,000円の口座開設ボーナスだけが対象です。
入金額に応じて証拠金が増える仕組みを使いたい場合は、スタンダード口座かマイクロ口座を選ぶ必要があります。
全口座タイプに共通するスペック
証拠金維持率やゼロカットの扱いは、口座タイプを変えても差がありません。
共通部分を先に切り分けておくと、以降の章ではスプレッド・手数料・レバレッジ・ボーナスの4点だけを比較すれば足ります。
| 項目 | 4口座に共通する内容 |
|---|---|
| マージンコール水準 | 50% |
| ロスカット水準 | 20% |
| ゼロカット | あり(追証なし) |
| 注文方式 | マーケット執行 |
| 両建て | 可能 |
| EA(自動売買) | 利用可能 |
| 基本通貨 | USD / EUR / JPY |
| 同時保有できる口座数 | 最大8口座 |
| 口座タイプの変更 | 不可(追加口座で対応) |
注意したいのは、開設済みの口座はあとから口座タイプを変更できないという仕様です。
スタンダード口座からゼロ口座へ移りたい場合は、追加口座としてゼロ口座を開設する形になります。
\最小スプレッドは0.0pips/
公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
XMのゼロ口座のメリット
ゼロ口座の強みは、4口座で最も狭いスプレッドと、コスト構造の分かりやすさに集約されます。
スプレッドは最小0.0pipsで、スタンダード口座やマイクロ口座の最小1.0pipsを大きく下回ります。
注文はマーケット執行で処理され、リクオート(注文拒否)は発生しません。
13,000円の口座開設ボーナスも対象で、入金せずに取引を始められます。
スキャルピングやEAの利用に制限がない点も、短期売買を前提とするトレーダーには重要でしょう。
6つのメリットを順に見ていきます。
4口座で最も狭い0pips〜のスプレッド
XMは、ゼロ口座で最小0.0pipsのスプレッドを提示しています。
KIWAMI極口座の最小0.6pips、スタンダード口座とマイクロ口座の最小1.0pipsと比べると、提示価格そのものの狭さは4口座で最上位です。
| 口座タイプ | 最小スプレッド | 取引手数料 |
|---|---|---|
| ゼロ口座 | 0.0pips | 往復10通貨単位 / ロット |
| KIWAMI極口座 | 0.6pips | 無料 |
| スタンダード口座 | 1.0pips | 無料 |
| マイクロ口座 | 1.0pips | 無料 |
提示価格が狭いほど、エントリーした瞬間に抱える含み損は小さくなります。
数pipsの値幅を狙う短期売買では、この初期の含み損が損益に直結するため、スプレッドの狭さは無視できない要素です。
特に指値やストップを細かく置く手法では、想定どおりの価格で約定するかどうかが成績を左右します。
ただし、ゼロ口座のスプレッドは常に0.0pipsではなく、あくまで最小値である点は押さえておく必要があります。
実際に支払うコストは、この提示スプレッドに取引手数料を足した金額です。
透明性の高いマーケット執行に対応
XMは、ゼロ口座を含む全口座タイプでマーケット執行を採用しています。
マーケット執行では提示されたレートで注文がそのまま処理されるため、リクオート(注文拒否)が発生しません。
- 注文が拒否されて再提示される「リクオート」は発生しない
- 相場が動いていれば、提示レートと異なる価格で約定する(スリッページ)
- 指標発表の前後は、想定より不利な価格で約定するケースもある
- ゼロ口座は手数料が分離しているため、提示価格に上乗せが入らない
ゼロ口座はコストがスプレッドと手数料に分かれているため、提示価格に業者のマージンが上乗せされにくい構造です。
取引コストを厳密に管理したいEA運用では、この分離が検証のしやすさにつながります。
一方で、マーケット執行はスリッページを伴うため、約定価格が常に有利になるわけではありません。
口座開設ボーナス13,000円を利用可能
XMは、ゼロ口座でも13,000円の口座開設ボーナスを提供しています。
入金ボーナスは対象外ですが、入金不要で受け取れる口座開設ボーナスは4口座すべてが対象です。
| 口座タイプ | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | XMポイント |
|---|---|---|---|
| ゼロ口座 | 対象 | 対象外 | 対象外 |
| KIWAMI極口座 | 対象 | 対象外 | 対象 |
| スタンダード口座 | 対象 | 対象 | 対象 |
| マイクロ口座 | 対象 | 対象 | 対象 |
ゼロ口座は4口座のなかで唯一、XMポイントまで対象から外れています。
口座開設ボーナスの受け取りには本人確認の完了が必要で、書類の承認前は口座に反映されません。
最低入金額5ドルから取引を始められる
XMは、ゼロ口座の最低入金額を5ドルに設定しています。
低コスト型の口座は初回入金のハードルが高い業者もありますが、XMではスタンダード口座やKIWAMI極口座と同じ水準です。
過去には「ゼロ口座だけ最低入金額が100ドル」という情報も流通していました。
現在の公式サイトでは4口座すべてが5ドルと明記されているため、古い記載を見かけた場合は注意してください。
なお、実際の下限は決済手段ごとの最低金額に左右されます。
スキャルピング・EAの取引制限なし
XMは、ゼロ口座でのスキャルピングとEA(自動売買)を制限していません。
保有時間の下限や、1日あたりの取引回数の上限も設けられていません。
- スキャルピング(数秒〜数分の短期売買)
- EA(自動売買プログラム)の稼働
- 同一口座内での両建て
- 指標発表をまたぐポジションの保有
ただし、複数口座をまたぐ両建てやアービトラージは禁止事項に該当します。
ゼロカット採用で追証が発生しない
XMは、ゼロ口座を含む全口座タイプでゼロカットシステムを採用しています。
相場の急変で口座残高がマイナスになっても、マイナス分は業者側が負担し、追証は請求されません。
ゼロ口座は最大レバレッジが500倍に制限される一方で、大きめのロットを扱うトレーダーが集まりやすい口座です。
ロスカット水準20%を割り込むほどの急変が起きたときの保険として、ゼロカットの存在は意味を持ちます。
XMのゼロ口座のデメリット・注意点
ゼロ口座には、提示スプレッドの狭さと引き換えに受け入れる条件がいくつかあります。
最も影響が大きいのは、往復10通貨単位の取引手数料が実質コストを押し上げる点です。
入金ボーナスとXMポイントはどちらも対象から外れ、4口座のなかで還元が最も少ない口座にあたります。
最大レバレッジも500倍にとどまり、他の3口座の半分です。
さらに仮想通貨CFDが取扱対象から外れているため、ビットコインなどを取引したい場合は別の口座タイプが必要になります。
開設後に「聞いていなかった」となりやすい5点を取り上げます。
手数料込みではKIWAMI極口座より割高になる
ゼロ口座の取引手数料は、USDJPYを1ロット売買すると往復10ドルです。
1ドル150円で換算すると1,500円にあたり、USDJPYの1pips(1ロットあたり1,000円)に置き換えると1.5pips分のコストになります。
一方、KIWAMI極口座は取引手数料が無料で、最小スプレッドは0.6pips(600円)です。
つまりゼロ口座は、提示スプレッドが0.0pipsのときでもKIWAMI極口座より900円高いという計算になります。
| ゼロ口座の提示スプレッド | スプレッド分 | 取引手数料 | ゼロ口座の合計 | KIWAMI極口座(0.6pips) | 差額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0.0pips | 0円 | 1,500円 | 1,500円 | 600円 | 900円高い |
| 0.3pips | 300円 | 1,500円 | 1,800円 | 600円 | 1,200円高い |
| 0.5pips | 500円 | 1,500円 | 2,000円 | 600円 | 1,400円高い |
| 1.0pips | 1,000円 | 1,500円 | 2,500円 | 600円 | 1,900円高い |
クロス円は1pipsの価値が1,000円と小さいため、往復10ドルの手数料がpips換算で重くのしかかります。
この構造がある以上、USDJPYやGBPJPYを主戦場にするなら、コスト面ではKIWAMI極口座が有利です。
ゼロ口座が相対的に有利になるのは、手数料のpips換算が小さい豪ドル建ての通貨ペアや、提示価格の透明性を優先する場合に限られます。
KIWAMI極口座のスペックは「XM KIWAMI極口座のスペックとデメリット」で確認できます。

入金ボーナス・XMPの対象外
ゼロ口座は、100%+20%の入金ボーナスとXMポイント(XMP)のどちらも対象外です。
入金ボーナスが使えないと、同じ金額を入金しても取引に使える証拠金がスタンダード口座より少なくなります。
| 入金額 | ゼロ口座の証拠金 | スタンダード口座の証拠金 | 差 |
|---|---|---|---|
| 50,000円 | 50,000円 | 100,000円 | 50,000円 |
| 100,000円 | 100,000円 | 175,000円 | 75,000円 |
| 300,000円 | 300,000円 | 415,000円 | 115,000円 |
XMポイントの取りこぼしも見逃せません。
XMPはボーナスへの交換なら1ポイント=1ドル相当、現金への交換なら15ポイント=1ドル相当で還元されます。
ゼロ口座は4口座で唯一XMPが貯まらない口座のため、取引量が増えるほど還元の差は大きくなるでしょう。
最大レバレッジが500倍に制限される
ゼロ口座の最大レバレッジは500倍で、他の3口座の1,000倍の半分にとどまります。
同じポジションを建てるために必要な証拠金は、単純計算で2倍です。
USDJPYを1ロット(10万通貨)保有する場合、1ドル150円なら1,000倍で15,000円、500倍では30,000円の証拠金が必要になります。
資金が10万円以下の段階では、この差がそのまま建てられるロット数の差につながります。
少額資金でレバレッジを効かせたい場合、ゼロ口座は候補になりにくい口座です。
仮想通貨CFDを取引できない
XMがゼロ口座で提供しているのは、FX・貴金属・株価指数・株式デリバティブ・コモディティ・エネルギーの6カテゴリーです。
仮想通貨CFDだけが取扱対象から外れています。
- 取引できる:FX通貨ペア
- 取引できる:貴金属(ゴールド・シルバー)
- 取引できる:株価指数・株式デリバティブ
- 取引できる:コモディティ・エネルギー
- 取引できない:仮想通貨CFD(ビットコインなど)
ビットコインやイーサリアムを扱いたい場合は、スタンダード口座かKIWAMI極口座を追加で開設してください。
同時に8口座まで保有できるため、通貨ペアはゼロ口座、仮想通貨は別口座という使い分けも成り立ちます。
90日間の放置で口座維持手数料が発生
XMでは、90日間取引がない口座を休眠口座として扱います。
休眠状態になると、残高から毎月5ドルの口座維持手数料が差し引かれます。
ゼロ口座は追加口座として開設されるケースが多く、使わないまま放置されやすい口座です。
残高を残したまま放置すると、気づかないうちに目減りしていきます。
月に1回でも取引していれば休眠扱いにはならないため、使わない期間が長くなりそうなら残高を出金しておくのが確実です。
XMのゼロ口座のスプレッド
ゼロ口座のスプレッドは最小0.0pipsですが、これはあくまで最も狭まった瞬間の値です。
判断すべきなのは、提示スプレッドに取引手数料を足した実質スプレッドのほうです。
USDJPYでは手数料が1.5pips分に相当するため、実質スプレッドは提示値に1.5pipsを加えた水準になります。
ゴールドの平均スプレッドは、第三者の計測でKIWAMI極口座より広いという結果です。
スプレッドが広がる時間帯と、最新値の確認方法もあわせて扱います。
通貨ペアとゴールドに分けて、コストの実像を確認します。
主要通貨ペアのスプレッドと手数料の一覧
ゼロ口座の取引手数料は一律「往復10通貨単位」ですが、通貨ペアによって円換算額とpips換算が変わります。
手数料は基軸通貨で徴収されるため、GBPJPYならポンド建て、AUDJPYなら豪ドル建てで計算してください。
| 通貨ペア | 往復手数料 | 円換算 | 1ロットの1pips | 手数料のpips換算 |
|---|---|---|---|---|
| USDJPY | 10ドル | 1,500円 | 1,000円 | 1.5pips |
| EURJPY | 10ユーロ | 1,650円 | 1,000円 | 1.7pips |
| GBPJPY | 10ポンド | 1,950円 | 1,000円 | 2.0pips |
| AUDJPY | 10豪ドル | 1,000円 | 1,000円 | 1.0pips |
| EURUSD | 10ユーロ | 1,650円 | 1,500円 | 1.1pips |
| GBPUSD | 10ポンド | 1,950円 | 1,500円 | 1.3pips |
ポンド絡みの通貨ペアは、手数料だけで2.0pips分に達します。
反対に豪ドル建ては1.0pips分で済むため、同じ「往復10通貨単位」でも負担感はかなり違います。
ゼロ口座を選ぶなら、自分が主に取引する通貨ペアの基軸通貨から逆算するのが合理的でしょう。
ゴールド(GOLD)の平均スプレッド
ゴールドに関しては、ゼロ口座の平均スプレッドがKIWAMI極口座より広いという計測結果が出ています。
Myforexが2025年1月から4月にかけて1分単位で取得したデータでは、次の順位になりました。
| 口座タイプ | 平均スプレッド | 1ロットあたりのスプレッドコスト |
|---|---|---|
| KIWAMI極口座 | 2.3pips | 3,450円 |
| ゼロ口座 | 2.7pips | 4,050円 |
| スタンダード口座 | 3.9pips | 5,850円 |
| マイクロ口座 | 3.9pips | 5,850円 |
ゼロ口座にはこれに加えて取引手数料がかかります。
ゴールドの手数料は通貨ペアと異なり、取引量10万ドルあたり片道5ドルという計算方式です。
1ロットは100オンスなので、金価格が上がるほど1ロットあたりの手数料も増えていきます。
スプレッドでも手数料でも不利になるため、ゴールドを主力にするならKIWAMI極口座を選ぶほうが合理的です。
海外FXでのゴールド取引環境は「海外FXでゴールド取引するならXMとFXGT」で比較しています。

手数料込みの実質スプレッド
実質スプレッドは「提示スプレッド+手数料のpips換算」で求められます。
USDJPYであれば、提示値にそのまま1.5pipsを足した数字が実際の負担です。
| ゼロ口座の提示スプレッド | 実質スプレッド | KIWAMI極口座の提示=実質 | 優位な口座 |
|---|---|---|---|
| 0.0pips | 1.5pips | 0.6pips | KIWAMI極口座 |
| 0.3pips | 1.8pips | 0.9pips | KIWAMI極口座 |
| 0.5pips | 2.0pips | 1.1pips | KIWAMI極口座 |
| 1.0pips | 2.5pips | 1.6pips | KIWAMI極口座 |
両口座の提示スプレッドが同じ幅で動く前提に立つと、USDJPYでは常にKIWAMI極口座が0.9pips分だけ有利です。
この0.9pipsという差は、ゼロ口座の手数料1.5pipsからKIWAMI極口座の最小スプレッド0.6pipsを引いた値にあたります。
逆にいえば、ゼロ口座の提示スプレッドがKIWAMI極口座より0.9pips以上狭い瞬間があれば、そこだけは逆転します。
提示スプレッドの絶対値だけで口座を選ばないよう注意が必要です。
スタンダード・KIWAMI極口座とのスプレッド比較
3口座を実質コストで並べると、KIWAMI極口座・ゼロ口座・スタンダード口座の順になるケースが多くなります。
スタンダード口座は手数料が無料でも、最小1.0pipsという提示スプレッドが重く効く構造です。
- クロス円が中心:手数料のpips換算が重いためKIWAMI極口座が有利
- 豪ドル建てが中心:手数料が1.0pips分で済むためゼロ口座も候補になる
- ゴールドが中心:スプレッドと手数料の両方でKIWAMI極口座が優位
- 入金ボーナスを使いたい:コスト差を承知のうえでスタンダード口座
- 約定価格の透明性を優先:手数料が分離しているゼロ口座
コストだけで決めるなら、多くのケースでKIWAMI極口座が答えになります。
それでもゼロ口座に価値があるのは、スプレッドと手数料が分離していて損益計算が明快な点です。
スプレッドが広がりやすい時間帯
ゼロ口座でも、市場参加者が少ない時間帯にはスプレッドが広がります。
広がりやすいのは、日本時間の早朝6時前後・重要指標の発表前後・週明けの窓開けの3つです。
「ゼロ口座なのにスプレッドが広い」という声の多くは、この時間帯の提示価格を見たものと考えられます。
ロールオーバー直後の数分間は、平常時の数倍まで開くケースも珍しくありません。
手数料が固定されている以上、スプレッドが開いた時間に無理に取引すると実質コストは一段と重くなります。
リアルタイムスプレッドの確認方法
最新のスプレッドは、XMの公式サイト内にあるスプレッド一覧ページで口座タイプを切り替えて確認できます。
銘柄ごとに最小値・平均値・最大値が表示され、時間帯別の平均も確認できる仕様です。
MT4やMT5では、気配値表示の銘柄を右クリックして「スプレッド」列を追加すると、実際に配信されている値が分かります。
公式ページの数値は集計値なので、自分が取引する時間帯の実勢はプラットフォーム側で見るほうが正確です。
口座タイプ別のスプレッドは「XMのスプレッド一覧【2026年最新】」でも比較しています。

XMのゼロ口座の取引手数料
ゼロ口座の取引手数料は、10万通貨の取引ごとに往復10通貨単位です。
USDJPYを1ロット売買すれば往復10ドル、EURUSDなら往復10ユーロが差し引かれます。
手数料の対象はFX通貨ペアと貴金属で、株価指数やエネルギーには発生しません。
差し引かれるタイミングはMT4とMT5で異なる仕様です。
計算方法と確定申告での扱いまでを順に整理します。
金額・対象銘柄・計算式の3点から見ていきます。
取引手数料は1ロットあたり往復10ドル
XMは、ゼロ口座の手数料を10万ドルの取引ごとに10ドルと定めています。
USDJPYの1ロットは10万通貨なので、1ロットの往復で10ドル、片道では5ドルという計算です。
| 取引量 | 片道手数料 | 往復手数料 | 円換算(往復) |
|---|---|---|---|
| 0.1ロット | 0.5ドル | 1ドル | 150円 |
| 0.5ロット | 2.5ドル | 5ドル | 750円 |
| 1ロット | 5ドル | 10ドル | 1,500円 |
| 5ロット | 25ドル | 50ドル | 7,500円 |
| 10ロット | 50ドル | 100ドル | 15,000円 |
月間の取引量が積み上がると、手数料の総額は無視できない水準になります。
月100ロットを売買するトレーダーなら、手数料だけで月15万円、年間で180万円に達する計算です。
取引量が多いほど、KIWAMI極口座との差額も比例して広がります。
口座を選ぶ前に、自分の月間ロット数で年間コストを試算しておく価値はあるでしょう。
銘柄ごとに取引手数料が異なる
手数料が発生するのはFX通貨ペアと貴金属だけです。
株価指数・株式デリバティブ・コモディティ・エネルギーは、スプレッドのみのコスト構造になります。
| 商品カテゴリー | 取引手数料 | 計算の基準 |
|---|---|---|
| FX通貨ペア | 往復10通貨単位 / ロット | 基軸通貨で固定 |
| 貴金属(ゴールド・シルバー) | 取引量10万ドルにつき片道5ドル | 約定価格に応じて変動 |
| 株価指数 | なし | スプレッドのみ |
| 株式デリバティブ | なし | スプレッドのみ |
| コモディティ・エネルギー | なし | スプレッドのみ |
注意したいのは貴金属の扱いです。
FX通貨ペアの手数料はロット数だけで決まりますが、ゴールドは約定価格によって1ロットあたりの手数料が変わります。
金価格が上昇している局面では、同じ1ロットでも手数料が増えていく点は把握しておく必要があります。
取引手数料の計算方法
FX通貨ペアの手数料は「取引ロット数 × 10通貨単位」で求められます。
基軸通貨が円以外の場合は、そこに為替レートを掛けて円換算するひと手間が必要です。
- 通貨ペアの基軸通貨(左側の通貨)を確認する
- 取引ロット数に10を掛けて、基軸通貨建ての往復手数料を出す
- 基軸通貨の対円レートを掛けて円換算する
- 1ロットの1pips(クロス円は1,000円)で割ってpips換算する
- 提示スプレッドに足して実質スプレッドを求める
GBPJPYを0.5ロット売買した場合で確認します。
往復手数料は0.5 × 10=5ポンドで、1ポンド195円なら975円です。
0.5ロットの1pipsは500円なので、pips換算すると約2.0pips分に相当します。
ロット数が変わっても、pips換算した値は同じ2.0pipsのままです。
取引手数料が発生するタイミング
手数料が差し引かれるタイミングは、MT4とMT5で異なります。
MT4は往復分をまとめて差し引き、MT5は発注時と決済時に分けて差し引く仕様です。
| プラットフォーム | 差し引きのタイミング | 履歴上の見え方 |
|---|---|---|
| MetaTrader4 | 往復分をまとめて差し引く | 決済時に往復分が計上される |
| MetaTrader5 | 発注時と決済時に分けて差し引く | 新規・決済でそれぞれ片道分が計上される |
MT5では建玉を持った時点で片道分が引かれるため、含み損益の見え方が少し変わります。
EAの損益計算をプラットフォームごとに検証する場合は、この違いを前提に組んでください。
なお、手数料は損益とは別の「手数料」項目として取引履歴に記録されます。
取引手数料と確定申告での扱い
取引手数料は、MT4とMT5の取引履歴に損益とは別項目で記録されます。
口座残高からは実際に差し引かれているため、年間の損益を集計する際は手数料の合計も同時に把握できる仕組みです。
会員ページから出力できる取引報告書には、期間中の手数料が合計額として表示されます。
ただし、手数料を必要経費として申告できるかどうかは、申告区分や個別の事情によって判断が分かれます。
金額が大きくなるトレーダーほど影響も大きいため、税務署または税理士に確認したうえで処理してください。
XMのゼロ口座で取引できる銘柄
ゼロ口座の取扱商品は、FX・貴金属・株価指数・株式デリバティブ・コモディティ・エネルギーの6カテゴリーです。
他の3口座と比べて外れているのは仮想通貨CFDだけになります。
ゴールドは取引できますが、通貨ペアとは手数料の計算方式が違います。
また、口座タイプによってMT4・MT5上のシンボル表記が変わる点も、開設直後につまずきやすいポイントです。
取扱カテゴリーからゴールドが表示されないときの対処法まで扱います。
取扱範囲と、ゴールド固有の条件を分けて確認します。
取扱銘柄は6カテゴリに対応
XMは、ゼロ口座で6つの商品カテゴリーを提供しています。
「ゼロ口座はFXと貴金属しか扱えない」という説明も見かけますが、公式の口座タイプページには株価指数やエネルギーも記載されています。
| 商品カテゴリー | ゼロ口座 | 他の3口座 |
|---|---|---|
| FX通貨ペア | 取扱あり | 取扱あり |
| 貴金属 | 取扱あり | 取扱あり |
| 株価指数 | 取扱あり | 取扱あり |
| 株式デリバティブ | 取扱あり | 取扱あり |
| コモディティ | 取扱あり | 取扱あり |
| エネルギー | 取扱あり | 取扱あり |
| 仮想通貨CFD | 取扱なし | 取扱あり |
実際に売買できる銘柄は、MT4・MT5の気配値に表示されるものが基準です。
気配値に出ていないカテゴリーがあれば、「銘柄」ウィンドウからすべて表示に切り替えて確認してください。
通貨ペアの取扱区分と主要銘柄
ゼロ口座では、メジャー通貨ペアからエキゾチック通貨ペアまでFXの全区分を取引できます。
日本人トレーダーが扱う中心はUSDJPY・EURUSD・GBPJPY・EURJPY・AUDJPYの5銘柄でしょう。
手数料が基軸通貨建てである以上、銘柄選びはそのままコスト選びにつながります。
ドルストレートのEURUSDとGBPUSDは1pipsの価値が1,500円と大きく、手数料のpips換算が軽く収まります。
クロス円を中心に取引するトレーダーほど、ゼロ口座の手数料は重く感じられるはずです。
取扱通貨ペアの正確な本数は、公式のスプレッド一覧ページで口座タイプをZeroに切り替えると一覧で確認できます。
ゴールド(GOLD)の取引条件と手数料
ゼロ口座のゴールドは1ロット100オンス、最大レバレッジ500倍という条件です。
手数料は通貨ペアと違い、取引量10万ドルにつき片道5ドルという計算方式が使われます。
| 項目 | ゼロ口座のゴールド |
|---|---|
| 1ロットの単位 | 100オンス |
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| 取引手数料 | 取引量10万ドルにつき片道5ドル |
| スワップフリー | 対象外(スワップポイントが発生) |
| 手数料の例 | 金価格3,500ドルなら1ロット往復35ドル前後 |
金価格が3,500ドルなら、1ロットの取引量は35万ドルです。
片道17.5ドル、往復では約35ドルとなり、1ドル150円で5,250円前後の負担になります。
KIWAMI極口座はゴールドが手数料無料かつスワップフリーの対象です。
ゴールドを日をまたいで持つ手法なら、ゼロ口座を選ぶ理由はほとんど残りません。
ゴールドが取引できないときの原因と対処法
ゴールドの注文が通らない場合、原因は取引時間・シンボル表記・証拠金の3方向に絞り込めます。
とくに多いのが、休場時間帯に注文を出しているケースです。
- 取引時間外ではないか(ゴールドは日本時間の早朝に休場時間がある)
- 気配値にGOLDが表示されているか(非表示なら「すべて表示」に切り替える)
- 口座タイプに応じたシンボル表記で発注しているか
- 必要証拠金が足りているか(500倍では1,000倍口座の2倍必要)
- 該当銘柄が一時的に取引停止になっていないか
EAやインジケーターで発注している場合は、3番目のシンボル表記が原因になりやすくなります。
銘柄名の指定が1文字でも違うとエラーになるため、気配値の表記をそのままコピーして設定してください。
口座タイプごとにシンボル表記が異なる
XMでは、同じ銘柄でも口座タイプによって気配値のシンボル表記が変わります。
スタンダード口座で使っていたEAをゼロ口座にそのまま移すと、銘柄が見つからずエラーになるケースがあります。
対処はシンプルで、移行先の口座で気配値に表示されている銘柄名を確認し、EAの設定を書き換えるだけです。
インジケーターやコピートレードのツールでも同じ問題が起こります。
口座を追加したら、最初に気配値の表記を確認しておくと余計なトラブルを避けられます。
XMのゼロ口座のレバレッジ
ゼロ口座の最大レバレッジは500倍で、他の3口座の1,000倍より低く設定されています。
さらに、有効証拠金が増えると段階的に上限が引き下げられます。
判定に使われるのは1口座の残高ではなく、保有している全口座の合計有効証拠金です。
株価指数やコモディティなど、銘柄側に固定レバレッジが設定されている商品も少なくありません。
確認と変更の手順まであわせて整理します。
上限値と制限条件を順に押さえます。
最大レバレッジは500倍に設定
XMは、ゼロ口座の最大レバレッジを500倍に設定しています。
口座開設時に選べる上限も500倍までで、あとから1,000倍へ引き上げることはできません。
| 口座タイプ | 最大レバレッジ | USDJPY 1ロットの必要証拠金 |
|---|---|---|
| ゼロ口座 | 500倍 | 約30,000円 |
| KIWAMI極口座 | 1,000倍 | 約15,000円 |
| スタンダード口座 | 1,000倍 | 約15,000円 |
| マイクロ口座 | 1,000倍 | 約15,000円 |
必要証拠金が2倍になると、同じ資金で建てられるロット数は半分になります。
余裕を持ったポジション管理をする分にはむしろ安全側に働きますが、資金効率を優先する層には制約になります。
少額から大きなロットを狙う手法とは相性がよくありません。
有効証拠金8万ドル超で200倍に制限される
XMでは、有効証拠金の額に応じて最大レバレッジが段階的に下がります。
ゼロ口座はもともと上限が500倍なので、8万ドルまでは500倍が維持される形です。
| 合計有効証拠金 | ゼロ口座の上限 | 他の3口座の上限 |
|---|---|---|
| 5〜40,000ドル | 500倍 | 1,000倍 |
| 40,001〜80,000ドル | 500倍 | 500倍 |
| 80,001〜200,000ドル | 200倍 | 200倍 |
| 200,001ドル以上 | 100倍 | 100倍 |
誤解が生まれやすいのは判定の対象です。
制限は口座ごとではなく、同一名義で保有する全口座の合計有効証拠金で判定されます。
複数口座に資金を分散しても、制限は回避できません。
4万ドルを超える運用をする段階では、他の口座タイプとの差も500倍対500倍で並ぶ点は覚えておくとよいでしょう。
銘柄ごとに最大レバレッジが異なる
口座の上限が500倍でも、銘柄側に別のレバレッジが設定されている商品があります。
株価指数やコモディティは固定レバレッジで、口座設定を変えても引き上げられません。
- 株価指数CFD:銘柄ごとの固定レバレッジが適用される
- 株式デリバティブ:口座設定より低いレバレッジになる
- コモディティ・エネルギー:銘柄ごとに証拠金率が決まっている
- 貴金属:口座の最大レバレッジが適用される
必要証拠金は、発注前にMT4・MT5の注文画面か公式の証拠金計算ツールで確認するのが確実です。
想定よりロットが建たない場合、原因はこの銘柄側の設定にあるケースが少なくありません。
レバレッジの確認・変更方法
現在のレバレッジは、会員ページの口座一覧に口座番号と並んで表示されます。
変更も会員ページから申請でき、XMTradingアプリからも操作できます。
ただし、ポジションを保有している状態では変更を受け付けません。
すべての建玉を決済してから申請してください。
ゼロ口座で選べる範囲は1倍から500倍までで、他の口座タイプのように1,000倍は表示されません。
XMのゼロ口座で利用できるボーナス
ゼロ口座で使えるボーナスは、13,000円の口座開設ボーナスだけです。
100%+20%の入金ボーナスは、スタンダード口座とマイクロ口座に限定されています。
取引ごとに貯まるXMポイントも、ゼロ口座だけが対象から外れます。
さらに、他の口座からゼロ口座へ資金を移すとボーナスが消滅する仕様にも注意が必要です。
4つの論点を順に確認します。
口座開設ボーナス(13,000円)
XMは、ゼロ口座を含む全口座タイプに13,000円の口座開設ボーナスを用意しています。
入金せずに受け取れるため、ゼロ口座の実質コストを自分の手で検証する元手として使えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 金額 | 13,000円 |
| 対象口座 | ゼロ口座を含む全4口座 |
| 入金の要否 | 不要 |
| 受け取り条件 | 口座開設と本人確認の完了 |
| ボーナス自体の出金 | 不可(ボーナスで得た利益は出金対象) |
反映されない原因で多いのは、本人確認書類の承認が完了していないパターンです。
すでにXMの口座を持っている場合、追加口座で二重に受け取ることはできません。
金額はキャンペーンによって変動するため、申し込み時点の公式ページで確認してください。
入金ボーナスは対象外
ゼロ口座は、100%+20%の入金ボーナスをいっさい受け取れません。
入金ボーナスは2段階で構成されており、対象になるのはスタンダード口座とマイクロ口座だけです。
| 段階 | 付与率 | 上限 | 対象口座 |
|---|---|---|---|
| 第1段階 | 100% | 500ドル | スタンダード / マイクロ |
| 第2段階 | 20% | 10,000ドル | スタンダード / マイクロ |
入金ボーナスは常設ではなく、プロモーションとして繰り返し開催される形をとっています。
証拠金を厚くしてから始めたいなら、まずスタンダード口座で入金ボーナスを受け取る手もあるでしょう。
ただし、その資金をゼロ口座へ移すとボーナス分は消えてしまいます。
XMポイント(XMP)は対象外
XMは公式media上で、ゼロ口座をロイヤルティプログラムの対象外と明記しています。
KIWAMI極口座は入金ボーナスこそ対象外ですが、XMポイントは貯まります。
- 取引ロット数に応じてポイントが貯まる
- ボーナスへの交換は1ポイント=1ドル相当
- 現金への交換は15ポイント=1ドル相当
- 取引を続けるとステータスが上がり、還元率も上がる
XMポイントは取引量に比例して積み上がる仕組みです。
取引量が多いトレーダーほど、ゼロ口座を選ぶことで失う還元も大きくなります。
取引手数料の負担とあわせると、ゼロ口座とKIWAMI極口座の差は表面的なスプレッド差以上に開きます。
口座間の資金移動でボーナスが消滅
XMでは、口座間で資金を移動するとボーナスが消滅します。
スタンダード口座で受け取った入金ボーナスは、ゼロ口座へ資金を移した時点で失われます。
出金した場合も、出金額に比例してボーナスが減っていく仕組みです。
追加口座としてゼロ口座を作る人ほど、この仕様に引っかかりやすくなります。
ゼロ口座で取引する資金は、口座間で動かさず直接入金するほうが無駄がありません。
ボーナスの消滅条件は「XMTradingボーナス完全ガイド」で詳しく解説しています。

XMのゼロ口座と他の口座タイプの違い
ゼロ口座と最も比較されるのはKIWAMI極口座です。
違いは取引手数料の有無と、スワップフリーの対象かどうかに集約されます。
スタンダード口座との差はスプレッドとボーナスで、コストと還元のどちらを取るかという選択です。
マイクロ口座とは1ロットの通貨量が100倍違います。
最後に4口座の選び方を1行ずつ整理します。
KIWAMI極口座との違いは手数料とスワップ
ゼロ口座とKIWAMI極口座は、どちらも低コストを狙った口座です。
決定的な差は、KIWAMI極口座が手数料無料かつスワップフリーの対象である点にあります。
| 項目 | ゼロ口座 | KIWAMI極口座 |
|---|---|---|
| 最小スプレッド | 0.0pips | 0.6pips |
| 取引手数料 | 往復10通貨単位 / ロット | 無料 |
| 最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 |
| スワップフリー | なし | 対象銘柄あり |
| XMポイント | 対象外 | 対象 |
| 仮想通貨CFD | 取扱なし | 取扱あり |
コスト・レバレッジ・還元・取扱銘柄のいずれでも、KIWAMI極口座が優位に立ちます。
ゼロ口座が上回るのは提示スプレッドの狭さだけです。
それでもゼロ口座を選ぶ理由があるとすれば、コストがスプレッドと手数料に分離していて検証しやすい構造でしょう。
スタンダード口座との違いはスプレッドとボーナス
スタンダード口座との比較は、コストを取るか還元を取るかという選択になります。
スタンダード口座は入金ボーナスとXMポイントの両方が対象で、レバレッジも1,000倍です。
| 項目 | ゼロ口座 | スタンダード口座 |
|---|---|---|
| 最小スプレッド | 0.0pips | 1.0pips |
| 取引手数料 | 往復10通貨単位 / ロット | 無料 |
| 最大レバレッジ | 500倍 | 1,000倍 |
| 入金ボーナス | 対象外 | 対象 |
| XMポイント | 対象外 | 対象 |
| 1ロットの単位 | 10万通貨 | 10万通貨 |
入金額が小さいほど、ボーナスによる証拠金の底上げが効きます。
逆に取引量が多いほど、往復コストの差は無視できない大きさです。
スタンダード口座のスペックは「XMスタンダード口座とは?」で確認できます。

マイクロ口座との違いは1ロットの通貨量
マイクロ口座は1ロットが1,000通貨で、ゼロ口座の100分の1の取引単位です。
同じ0.01ロットでも、マイクロ口座なら10通貨、ゼロ口座なら1,000通貨を動かす計算になります。
数百円単位でリスクを刻みたい練習段階なら、マイクロ口座のほうが適切でしょう。
一方、ゼロ口座は手数料が固定で乗る以上、極端に小さいロットで取引するとコスト負けしやすくなります。
ある程度のロットを継続的に扱う段階になってから検討する口座といえるでしょう。
口座タイプ別のおすすめの選び方
4口座は資金量・取引スタイル・ボーナスの要否の3点で切り分けられます。
コスト最優先ならKIWAMI極口座、ボーナス最優先ならスタンダード口座が基本線です。
| 口座タイプ | 向いている人 | 決め手になる条件 |
|---|---|---|
| マイクロ口座 | 少額資金で練習したい人 | 1ロット1,000通貨 |
| スタンダード口座 | ボーナスを活用して始めたい人 | 入金ボーナス+XMPが対象 |
| KIWAMI極口座 | スキャルピング・長期保有をする人 | 手数料無料+スワップフリー |
| ゼロ口座 | 提示価格の狭さと透明性を優先する人 | 最小0.0pips+手数料分離 |
迷った場合は、主に取引する銘柄の基軸通貨から逆算するのが早道です。
クロス円やゴールドが中心ならKIWAMI極口座、豪ドル建てやドルストレートが中心ならゼロ口座も選択肢に入ります。
4口座の違いは「XMの口座タイプ全4種類を徹底比較」でも整理しています。

\4口座すべて最低入金額5ドル/
公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/account-types
XMのゼロ口座がおすすめの人・おすすめしない人
ゼロ口座が向くのは、提示価格の狭さと透明性に価値を見いだせるトレーダーです。
コストがスプレッドと手数料に分かれているため、1取引あたりの負担を正確に把握できます。
反対に、ボーナスで証拠金を厚くしたい層とは相性がよくありません。
ゴールドを日をまたいで持つ手法も、スワップフリーの対象外である以上は不利になります。
おすすめの人①|最狭スプレッドを最優先するトレーダー
数pipsの値幅を狙う手法では、エントリー直後の含み損が成績を左右します。
ゼロ口座は4口座で最も狭い提示スプレッドを出すため、この初期の含み損を抑えやすい口座です。
- AUDJPYなど手数料のpips換算が軽い通貨ペアを扱う
- EURUSD・GBPUSDなど1pipsの価値が大きい銘柄を扱う
- 数pips幅の利確・損切りを機械的に繰り返す
- ボーナスやXMポイントを判断材料にしない
ただし、クロス円中心のスキャルピングならKIWAMI極口座のほうが実質コストは低く収まります。
取引する銘柄を決めてから口座を選ぶ順序が大切です。
おすすめの人②|約定価格の透明性を重視するトレーダー
ゼロ口座は、スプレッドと手数料が完全に分かれた料金体系です。
提示価格に業者のマージンが上乗せされにくく、コストの内訳を切り分けて検証できます。
- EAのバックテストと実運用の乖離を検証する
- 手数料を固定費として損益分岐点を設計する
- 複数業者の取引コストを同じ基準で比較する
- スプレッドの拡大幅だけを切り出して記録する
EAを複数動かして成績を比較する運用では、この分離が検証精度を左右する要素です。
一方で、手数料込みの総額ではKIWAMI極口座に及ばない点は受け入れる必要があります。
おすすめしない人①|ボーナスを活用して始めたい人
ゼロ口座は、入金ボーナスとXMポイントの両方が対象外です。
5万円を入金した場合、スタンダード口座なら証拠金は10万円になりますが、ゼロ口座は5万円のままです。
- 資金が少ないほど証拠金の底上げ効果が大きい
- XMポイントの還元が取引量に応じて積み上がる
- 最大レバレッジ1,000倍で必要証拠金が半分で済む
- 取引手数料がかからずコスト計算がシンプルになる
資金30万円未満の段階では、ボーナスの証拠金効果がコスト差を上回るケースが多くなります。
まずスタンダード口座で始め、取引量が増えてから低コスト口座へ移す流れも現実的でしょう。
おすすめしない人②|ゴールドを長期保有したい人
ゼロ口座はスワップフリーの対象外で、日をまたぐとスワップポイントが発生します。
ゴールドは平均スプレッドでもKIWAMI極口座に劣り、そのうえ取引手数料まで上乗せされる条件です。
保有日数が長くなるほど、スワップの積み上がりが効いてきます。
ゴールドを数日から数週間持つ手法なら、KIWAMI極口座を選ぶほうが理にかなっています。
スワップ狙いの買い持ちについても、ゼロ口座を使う必然性はありません。
\同時に8口座まで保有できる/
公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
XMのゼロ口座の開設手順
ゼロ口座は、新規の口座開設フォームでも追加口座でも選択できます。
必要なのは本人確認書類と現住所確認書類、そしてメールアドレスだけです。
すでにXMの口座を持っているなら、会員ページから追加口座として数分で作れます。
開設済みの口座は口座タイプを変更できないため、乗り換えは追加口座で対応する形になります。
口座開設に必要なもの
XMの口座開設では、本人確認書類と現住所確認書類の2種類を提出します。
どちらもスマートフォンで撮影した画像をアップロードするだけで十分です。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)
- 現住所確認書類(住民票・公共料金の請求書・クレジットカードの明細など)
- 受信できるメールアドレス
- 撮影用のスマートフォンまたはスキャナ
現住所確認書類は発行から6か月以内のものが求められます。
書類の不備で差し戻されると、口座開設ボーナスの受け取りもその分だけ遅れます。
四隅が写るように撮影し、文字がぼやけていないかを確認してから送信してください。
XMが初めての人がゼロ口座を開設する手順
XMを初めて使う場合は、口座開設フォームで口座タイプにZeroを選ぶだけです。
フォームの入力自体は数分で終わり、本人確認の承認を待つ流れになります。
- 公式サイトから口座開設フォームを開く
- 取引プラットフォームでMT4かMT5を選ぶ
- 口座タイプで「Zero」を選択する
- 基本通貨とレバレッジ(上限500倍)を設定する
- 本人確認書類と現住所確認書類をアップロードする
- 承認後にMT4 / MT5へログインして取引を開始する
注意したいのはレバレッジの選択画面です。
ゼロ口座では1,000倍が選択肢に出てこないため、他の口座タイプと同じ感覚で進めると戸惑うかもしれません。
口座開設の全手順は「XM口座開設のやり方完全ガイド」で画像付きで解説しています。

既存口座から追加口座で開設する手順
すでにXMの口座を持っている場合は、会員ページの追加口座メニューから数分で開設できます。
本人確認が済んでいるため、書類を提出し直す必要はありません。
| 項目 | 新規開設 | 追加口座 |
|---|---|---|
| 本人確認 | 必要 | 不要(初回で完了済み) |
| 所要時間 | 書類承認を含めて数時間〜1営業日 | 数分 |
| 口座開設ボーナス | 受け取れる | 受け取れない |
| 資金の移動 | 直接入金 | 口座間移動は可能(ボーナスは消滅) |
| 保有できる口座数 | 最大8口座 | 最大8口座 |
追加口座が作れないときは、保有口座数が上限に達しているケースがほとんどです。
使っていない口座を解約すれば、新しい口座を作れるようになります。
口座タイプの確認・変更方法
保有している口座のタイプは、会員ページの口座一覧で確認できます。
ただし、開設済みの口座はあとから口座タイプを変更できません。
スタンダード口座からゼロ口座へ移りたい場合は、ゼロ口座を追加開設したうえで資金を移す流れになります。
その際、移動元の口座に残っているボーナスは消えてしまう点に注意してください。
使い勝手を先に試したいなら、デモ口座でゼロ口座の取引環境を確認する方法もあります。
デモ口座の作り方は「XMデモ口座の開設方法とログイン手順」にまとめています。

\デモ口座なら入金せずに試せる/
公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/
XMのゼロ口座に関するよくある質問
XMのゼロ口座に関するよくある質問を紹介します。
- XMのゼロ口座のメリットは何ですか?
-
最小0.0pipsという4口座で最も狭い提示スプレッドが最大のメリットです。スプレッドと取引手数料が分離しているためコストの内訳を把握しやすく、EAの検証や損益分岐点の設計にも向いています。口座開設ボーナス13,000円も対象で、入金せずに取引環境を試せます。
- XMのゼロ口座の手数料はいくらですか?
-
10万通貨の取引ごとに往復10通貨単位で、USDJPYを1ロット売買すると往復10ドルです。手数料は基軸通貨で徴収されるため、EURUSDなら往復10ユーロ、GBPJPYなら往復10ポンドになります。ゴールドは計算方式が異なり、取引量10万ドルにつき片道5ドルという扱いです。
- XMの極口座とゼロ口座の違いは何ですか?
-
KIWAMI極口座は取引手数料が無料でスワップフリーの対象銘柄があり、最大レバレッジも1,000倍です。ゼロ口座は提示スプレッドが狭い一方、往復10通貨単位の手数料がかかり、レバレッジは500倍、XMポイントも対象外になります。USDJPYの実質コストではKIWAMI極口座が0.9pips分ほど有利です。
- 口座残高が0になったXM口座はどうなりますか?
-
残高が0になっても口座は残り、入金すればそのまま取引を再開できます。ゼロカットシステムにより残高がマイナスになった場合も追証は請求されません。ただし90日間取引がないと休眠口座となり、残高があれば毎月5ドルの口座維持手数料が差し引かれます。
- ゼロ口座のスプレッドはどれくらいですか?
-
最小0.0pipsで、KIWAMI極口座の0.6pips、スタンダード口座とマイクロ口座の1.0pipsを下回ります。ただしこれは最も狭まった瞬間の値で、実際の負担は提示スプレッドに手数料のpips換算を加えた実質スプレッドです。USDJPYなら提示値に1.5pipsを足した水準になります。
- ゼロ口座のデメリットは何ですか?
-
取引手数料が上乗せされるため、実質コストではKIWAMI極口座より割高になりやすい点が最大のデメリットです。入金ボーナスとXMポイントはどちらも対象外で、最大レバレッジも500倍に制限されます。仮想通貨CFDを取引できない点も他の3口座との違いです。
- ゼロ口座でゴールドは取引できますか?
-
ゴールドは貴金属カテゴリーに含まれるため取引できます。ただしスワップフリーの対象外で、取引手数料も取引量10万ドルにつき片道5ドルかかります。平均スプレッドでもKIWAMI極口座を上回るため、ゴールドを主力にするならKIWAMI極口座のほうが有利でしょう。
- ゼロ口座にデモ口座はありますか?
-
デモ口座でもゼロ口座を選べます。入金せずにスプレッドの推移や手数料の差し引かれ方を確認できるため、リアル口座を開く前の検証に向いています。デモ口座には有効期限があり、一定期間ログインしないと無効になる点には注意してください。
まとめ
ゼロ口座は、提示スプレッドの狭さを買うかわりに往復10通貨単位の手数料を払う口座です。
手数料をpips換算するとUSDJPYで1.5pips分になり、実質コストではKIWAMI極口座が0.9pips分ほど有利になります。
それでもゼロ口座を選ぶ価値があるのは、コストが分離していて損益計算が明快な点と、豪ドル建てなど手数料の負担が軽い銘柄を扱う場合です。
取引する銘柄を先に決めてから口座タイプを選ぶと、判断を誤りにくくなります。
| ゼロ口座を選ぶ理由 | ゼロ口座を避ける理由 |
|---|---|
| 4口座で最も狭い提示スプレッド | 手数料込みではKIWAMI極口座より割高 |
| コストが分離していて検証しやすい | 入金ボーナスとXMポイントが対象外 |
| 豪ドル建ては手数料が1.0pips分で済む | 最大レバレッジが500倍に制限される |
| 口座開設ボーナス13,000円は対象 | ゴールドがスワップフリーの対象外 |
\口座開設ボーナスは13,000円/
